2007年12月25日

一年の計は元旦にあり

「一年の計は元旦にあり」という諺(ことわざ)があります。

この諺は、中国の『月令広義』の一節が語源になっているようです。

  一日之計在晨(一日の計は晨にあり)
一年之計在春(一年の計は春にあり)
  一生之計在勤(一生の計は勤にあり)
  一家之計在身(一家の計は身にあり)

(※)『月令広義』(げつりょう こうぎ、げつれいとも、正字体:月令廣義)は、中国・明代の官僚で学者でもあった馮應京(ひょう おうきょう)が万暦年間に著した、中国の伝統的な年中行事・儀式・しきたりなどを解説した本。「出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」

一年の計は元旦にあり

毎年、今年こそは!と目標を立てても、なかなか計画通りに目標達成をできないという経験をされている方も多いと思います。

しかし、インターネットなどを活用して的確に情報を得ることで明確な目標を立てて、無理な計画ではなく綿密に詳細な計画を立てることができる時代になりました。
同じような目標を立てて実行した他の方の体験談など精度の高い情報を得ると1年くらいの範囲であれば、ある程度自分ができることをイメージできます。

また、元旦に設定した目標、計画と実際の日々の行動などを比較して進捗などを管理することもブログなどのツールを活用することで簡単にできるようになりました。

新しい情報ツールなども肯定的に活用すると、今まで自分ができなかったこともできるようになることがあります。ブログは日記ではなく、自分の知識と自分以外の知識を結びつけるツールと言えますし、情報発信することで自分も含めて様々な気付きが出てきます。

社会で使える知識を習得するためには、社会で活躍している旬な人間と知り合いになることが一番ですが、その旬な人間と対等に情報交換するためには最低限の知識が必要になります。

社会で使えるノウハウを習得するためには、社会で実際に様々な経験をしてきた先人と知り合いになることが一番ですが、その経験豊富な先人と情報交換してもらうためには社会人としてのマナーを知る必要になります。

自分が知っている範囲、自分が興味がある範囲だけでビジネスを考えても、複雑系の社会では通用しません。自分の知識や考えがどれくらい社会で通用するのかということを考えた場合には、もっと自分が興味が無いと思っていた分野にも興味を持つべきだと思います。

ただ、自分ひとりでは解決できない問題なので、知的好奇心レベル、価値観でつながったネットワークを構築する必要があります。

これに気付いたら、「1年の計」も今まで考えられないレベルのものになるのではないかと考えて、当社では、ビジネススクールの企画、運用などを通じて知識レベル向上の手段の提供と、使い方をリアルに教えるためのネットワークの構築を行っています。

そろそろ、来年の新入社員研修のプランニングなどを始めている企業も増えてきました。

人材の育成も従来の概念にとらわれることなく、知識と経験をどのような手法で伝えるのかということを考えないと、なかなか若い世代は育ってくれません。

人と人、知識と知識をつないで、そこから新しい知識、価値をつくるために、

当社の社名は、「ナレッジネットワーク(知識のネットワーク)」としています。

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Posted by 森戸裕一 at 09:38│Comments(0)ビジネススキル
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