知識をアウトプットすることで腹に落とす

森戸裕一

2009年07月30日 06:34

当社では他社の人材育成の支援も行っていますが、自社でも当然のように社員育成を行っています。

研修などは自社開催しているビジネスプロフェッショナルスクール(BPS)などがありますので、そのコースの教材開発を行ったり、事務局として参加したりしているので、ファイナンス、マーケティング、コミュニケーションなどのビジネス基礎スキルなどについては、プロジェクトに参加することである程度は身につけることができます。

例えば、ビジネスプロフェッショナルスクール(BPS)の事務局をしている社員のブログ(http://bps.yoka-yoka.jp/)などでは、事務局として日々習得した知識やマーケティングを行っている中で気づいたことをブログにアウトプットしています。

この公衆の前にアウトプットするということで、インプットされた知識が腹に落ちる部分があると考えています。

また、新卒で入社2年目の社員のブログです。

http://knblogkoga.yoka-yoka.jp/

社内勉強会などで習得した知識をブログにアウトプットしています。ここでも自分の頭を整理するということができているように感じます。彼には企業のWebサイトのSEO対策なども担当してもらう予定なので日々習得したSEOに関する知識も今後はアウトプットしていく予定です。



そして新卒で入った1年目の社員と2年目の社員の共同で作成しているブログです。

http://canpass.yoka-yoka.jp/

映像配信のメディアとして、このブログを独り立ちさせることができるかどうかということを目標に自分たちで考えさせて取材企画や撮影、編集なども行っています。

お客さまからダイレクトに評価もいただけるので様々な気づきをいただけるような仕組みになっています。

その映像制作などをサポートしているのは、テレビなどの映像制作会社で働いていた社員です。

http://knblogomoto.yoka-yoka.jp/

テレビとネットの映像は役割が違う部分がありますので、その部分を十分に理解した上でお客さまからいただいた映像制作の仕事を行っています。その社員が入社1年目の社員と2年目の社員の映像制作の支援を行っています。

その映像制作の仕事をECビジネス支援ということでチャレンジしているのが、

http://yokamon.yoka-yoka.jp/

ネットショップの拡販支援を突撃レポートや商品お取り寄せ報告などを通じて行っています。

実際にECショップなどの運営支援を行っているのは、

http://knblogkawazoe.yoka-yoka.jp/

になります。

最近では、業界毎のポータルサイトなどの運営などもおこなって、どんどん頭角を現しています。


採用支援、人材育成支援の営業は、4年目の社員が担当しています。

http://knblogharada.yoka-yoka.jp/

営業で忙しいのでブログを継続して書くということが課題ですが、継続力をつけさせるための訓練として定期的な情報発信を行うということで教育的な意味もあり人材に関する情報発信を日々営業活動などで気づいたことを書くという形で情報発信させています。

その他にも、営業組織の再構築の支援なども行っていますので、その支援を行っているチームでのプログもあります。

http://salesforce.yoka-yoka.jp/

営業支援システムを導入するときには『何か変わりそうな予感』がするのですが、実際に導入しても営業スタイルの変革と営業担当者の意識変革を同時におこなっておかないと何も起こらないということを実感しています。その組織と個人の変革支援を当社では行っています。


ブログは日記ではなく、システムのことを指しており、社員の知識をアウトプットするシステムとして当社では人材育成的な見地で活用しています。

私自身も毎日ブログを記すことで自分の頭を整理しています。

情報過多時代になり、googleなどで情報を検索などをすると「調べる」だけで「知っている」つもりになったり、「考える」という機会を逸してしまったりします。

その課題を情報発信させることで補っています。

また、継続的な情報発信ができているかどうかという評価は仕事で成果を出すために必須となる「最後まであきらめない」という継続力と執着力をつけるための訓練を可視化することで可能になっています。

研修自体もインターネットで大きく様変わりしてきています。
スクール型の研修ではなく、ハイブリッド型でネットとの融合なども検討されていますが、ネットというのは教材デリバリーだけでなく、知識補完、質問対応、知識アウトプット様々な形で活用できます。

企業でのOJTや人材育成サポートの形態も大きく変化してきています。




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