管理職の役割

森戸裕一

2007年12月09日 23:57

今日は先週に引き続き、管理職研修を行いました。

社内にはインターネット、社内にはネットワークという高速道路が整備された今、従来型の組織マネジメントでは企業の競争力強化という部分にはつながらないというのは誰しも理解しているのですが、実際、人間は自分ができることしかやろうとしません。

だから、新しい時代のマネジメント手法については学習してもらう必要があります。

会社の中で上司というと、知識を提供してくれて、判断をしてくれる人だったのではないかと思いますが、現在は一般的な知識というのはインターネットを含めたネットワークで簡単に入手できますので、社内に蓄積されている知識を整理して上司は提供しないと部下から見ると存在価値が無くなります。

また、上司に対して部下が「考え抜いた複数の案」を提案してくるという流れができているのであれば、それに対して経験に基づいた判断をしてあげる必要があります。



インターネットの世界では、グーグルをはじめとする情報検索を行う会社が世界中のあらゆる情報を整理して私たちに届けようとしています。では、社内の情報は誰が整理するかというと、基本的には管理職が整理して提供する必要があるのではないかと思っています。

当然、情報共有のためのツールはITで整備します。

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