経営者という生き方

森戸裕一

2008年03月14日 13:39

昨日は、福岡県情報サービス産業協会で「ふくおか経革広場」のご説明と協賛のお願いをしました。

ふくおか経革広場は、福岡県中小企業振興センターが運営主体になっています。
ただ、サイト運営費用などは補助金などでまかなっているわけではないので、企業協賛を募っています。

情報化による地域の活性化にご協力いただける企業のご厚意で成り立っています。

【協賛企業・団体】
・株式会社オービックビジネスコンサルタント
・株式会社ソフトサービス
・株式会社富士通九州システムエンジニアリング
・株式会社福岡CSK
・日本CIO協会
・地場産業IT化推進連絡会

ご協賛いただいている企業、団体の皆さん、ありがとうございます。
その気持ちをきちんと価値として社会に還元いたします。

学生などに企業選択するポイントとして、特に地場の会社の場合には地域貢献をどれだけしている会社かどうかということを見るように指導しています。IT関連の企業の場合には、業界的には学生からは不人気業種になっています。3K、5K、7Kなどとも言われますが、それ以上に経営者が私利私欲に走ったイメージがIT関連企業という言葉からは出てくるようです。

ふくおか経革広場のように、経営者や企業の志だけで成り立っているサイトをどのように見るのかで経営者の器も見えるような気がします。


学生の中には経営者になりたいというものもいますが、経営者になるということは、会社という組織体で社会に対して大きな価値を提供するということをコミットするということなので、並大抵の神経ではできないと学生には話します。

自分のことを差し置いても社会に対して価値を提供し続ける、自分の家庭や健康を壊しても価値を提供し続けるということをやっている経営者もいます。

家庭を崩壊させる、健康を害すということをやったら本末転倒ですが、それくらいしても社会に対して価値を提供したいという志の高さには驚くこともあります。

経営者になるということが目的ではなく、社会に大きな影響を与える、社会が喜ぶ価値を提供するということを、自分で成し遂げたいという意欲がある人たちが起業してくれることを望みます。

ただ、経営者にならなくても、そのような価値を提供している人たちは大勢います。

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