自分の仕事を客観視する

森戸裕一

2009年01月18日 23:58

仕事が早い、仕事が遅い というものの差がどこにあるのか?ということを考えて、社員や学生、パートナーなどを見ていることがあります。

そこには優先度が間違っている仕事への取組姿勢というものがあるようにも感じます。

熟考する仕事は、重要度が高い仕事に対してであり、緊急性が高い仕事ではありません。

この重要度というのは、自分では判断できないということもあり上司なりに聞かないと判断できません。
緊急性というのは自分でも判断できます。

だから、緊急性の高い仕事ばかりに振り回されて重要性が高い仕事で考えるという時間が取れなくなってしまいます。

重要性が高い仕事がどうかの判断をするためには、自分の目の前の仕事の意味を考えるという習慣をつけないといけないのですが、この習慣がついていないというのが仕事の早さに関係しているようです。

私たちの思考はどうも自分の都合よく考えるという習慣があるようで、俯瞰的な視点でモノごとを見直したり、熟考しないと本質や背景などは見えないようです。

自分自身も客観的に見る意識を持つことではじめて自分の行動を変えるきっかけを持つことができます。

自分の仕事を俯瞰的に見えるようにしたり、仕事のイメージや行動のイメージを持つために、仕事が早い人は手帳を使ったりする習慣を持っていると感じています。

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