次世代はどのような仕事が主流になるのか?

森戸裕一

2011年05月06日 05:46

次世代人材育成

ということで、学生や20~30代のビジネスパーソンの人材育成をおこなっています。

その、

次世代

というのを、どのように見ているのか?

ということを聞かれることが多いのですが、弊社では、

 市場の消費者が大量の情報を保有している

 市場の消費者が連携してコミュニティをつくっている

 市場の消費者が意思決定者を求めている

というように考えています。


インターネットの普及で大量の情報を保有した消費者は、価値観も多様化して同じ価値観を持つ複数のコミュニティに所属するようになり、最終的には自ら意思決定するのではなく、そのコミュニティのオピニオンリーダーの情報の目利きに従って動きはじめる

という感じです。


この流れが主流になり、市場の動きが複雑化してくると、メーカーなどは商品開発やマーケティングに苦労します。

一方、業種連携や事業分割などで市場変化に対応できるような形の事業体になった企業は活躍できると考えています。


業種の括りは大きく変化はしないでしょうが、業種連携が進むと企業のカテゴライズが難しくなると考えています。


このような次世代をみこして学生などのキャリア支援を考えると、今、主流となっている形では次世代で活躍できる人材を育成するのは難しいと感じています。


学生NPOによる活動も複線化してきています。



http://www.facebook.com/NPOWAN


Facebookでの学生コミュニティも複線化してきています。



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