複雑すぎる世の中に危機感を持って挑む

森戸裕一

2007年09月30日 22:24

情報が氾濫して複雑な世の中になった中で、本質を見極める能力が求められているということは誰も異論はないと思います。

莫大な情報を整理して、その中から時代を読むためには何をしないといけないのか?

青山学院大学の福岡伸一先生は、沢山の情報の中から本質を見極めるために人間は学習しないといけないと言われています。

学生の学習は、進学するため、単位を取得するため、社会人になっても資格を取得するために学習されている人もいますが、情報を得てその裏を見る、本質を見極めるという能力を高めるために常に学習するということを社会人はやらないといけないのではないかと思っています。

キリンビールやユニクロなどの販売プロモーションで有名な佐藤可士和さんの著書を読みました。



佐藤可士和の超整理術 (単行本)
佐藤 可士和 (著)


彼の情報が氾濫している時代には、情報を整理する能力が必要という考え方と、多眼的な視点を持つことが本質を捉えるためには必要という考え方には共感できました。

私は、企業の経営支援を情報化で行うことを推進している人間です。

しかし、その情報化はIT化とはちょっとニュアンスが違って、情報をどのように社員が活用していくのかという視点になります。

従来のIT化は省力化ということで人手がいらなくなるという社員からするとネガティブなイメージがありましたが、本質は『社員が大活躍できる』ための仕組み作りということではないでしょうか?

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