2014年09月05日

目標を達成するためにどれくらいの行動量が必要となるのか

成果を出すためにどれくらいの行動量が必要と成るのか?

これは、インターンの学生からよく聞かれることです。

目標を達成するためにどれくらいの行動量が必要となるのか

う〜ん、営業インターンの場合に1日に3件飛び込み営業しても、20件営業電話しても成果が出るとは言えません。
やらないといけない訳ですが、目標を達成するためにはどれくらいの行動量をつくらないといけないかということを論理的に算出しないとインターン生も納得していない中では一時的な行動はつくれても継続した行動はつくれないというのは昨年の経験からも明確です。

最終的に 3,000万円 の売上を1年間でつくるとして、1件の受注金額の平均が100万円の場合に30件の受注をつくる必要があります。見積もりを出してからの成約率が3分の1くらいだったとすれば、見積もりは90件は出したいところです。お客様に訪問できて提案機会をもらえて見積もりを出せるのが学生の場合には半分くらいだと思うので、180件の提案機会はつくらないといけません。

その180件の提案機会をつくるために、セミナーなどを実施して接点をつくっていきますが、提案機会をもらえるのが20%だとすると900人の方との接点が必要となります。それを半年でつくるとすれば一ヶ月で150人。

目標を達成するためにどれくらいの行動量が必要となるのか

それを営業3人でつくるとすれば、1人で1ヶ月に50人になります。
20日稼働日があるとすれば1日に2.5人になりますので、新規に3件くらいの訪問は正しいかもしれません。

それを確率論と経験則で論理的に話してあげると、学生でも納得して行動し始めます。

普通1日3件くらいは飛び込むでしょう。
俺たちのころはそれくらいやった!

というのでは、学生だけでなく社会人でも継続して動けないということになります。


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Posted by 森戸裕一 at 07:07 │将来像人材育成