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2009年12月31日

倒産・廃業しない時代と共に変化する経営を考える

今年も1年間、皆さまお世話になりました。

クライアントの皆さま、パートナーの皆さま、本当にありがとうございました。

また、今年も1年厳しい経済環境の中で頑張ってくれた社員の皆、ありがとうございます。


2001年12月28日に11年と9ケ月勤めた前職を退職して起業して丸8年が経ったことになります。

一般的に会社の寿命は30年と言われ、起業後の倒産割合のデータとしては、起業後1年以内に廃業する会社は30%から40%ともいわれています。

起業後3年以内で倒産・廃業する会社は70%で、10年以内に倒産・廃業する会社の割合は90%になるようです。

白書などで10年以内に倒産・廃業する会社の割合を計算すると8割くらいになります。



ちょっと古い資料になりますが、倒産理由で一番多いのは「販売不振」ですが、販売が不振になるというのは市場のニーズが変わったということなので、マーケティング調査をしっかりとして次世代の市場動向などを予測した経営をしていかないということになります。

そのツールとしてインターネットが出てきたというのは中小企業には朗報ではないかと思っています。



と、ここまでは数字の話ですが、別に割合で経営している訳でもないですし、自分の人生と他人の人生は別モノだと思っていますので、他の人たちの経営状況などを気にしていても仕方ないので自分がいつまでに自分が納得する結果を出すのか、社会にどれだけの価値を遺すことができるのかということが一番重要なことですので、今年提供できた価値にも納得はできています。

他の会社の支援という部分では、経営の健全化というよりも、次世代に生き残れる会社になるための準備、変化をどれくらいできるのかということを求めていきます。

インカムありきで効率的な経営などを考える時代ではありませんので、来年も次世代の主流となるインカムを稼げるビジネスモデルを創ることを考えていきたいと思います。

来年もよろしくお願いします。




  

Posted by 森戸裕一 at 20:29Comments(0)雑感

2009年12月30日

タイムマネジメントをどのようにして教えるか?

テレビでYouTtubeが見れるというのは、ちょっと違和感がありますが便利は便利です。

10数年使っていたテレビの調子が悪くなって、



http://panasonic.jp/viera/products/r1/

を購入しました。


メーカーなどにこだわりもないので壊れていたDVDの替わりにブルーレイのプレイヤーも一緒にお店で購入しました。

テレビを見ながらパソコンを操作しながら情報を収集・発信するという生活が随分と長く続いていますが、テレビでパソコンで見れる情報が見れるようになる、パソコンでテレビで見れる情報が見れるようになる、どんどん垣根が無くなってきているような感覚があります。

まだまだ、テレビとネットはどちらが淘汰されるという関係ではないと思いますが、テレビ業界が抱えていた巨大な市場は確実にネットに食われ始めています。

ただ、ネットという双方向性や市場からの情報発信が特長と言われるツールは利用者のリテラシーが求められるツールでもあります。

別のことをしながら、なんとなく情報を得ると部分ではテレビは便利なツールです。


私の場合には、ネットがプライマリーでテレビはセカンダリーという使い方になります。

しかし、テレビもなくてはならないビジネスのツールであるというのは事実です。


最近はテレビを見ない学生も増えてきました。

しかし、その代わりに何をしているのか?(本などを読んでいるといいのですが・・・)

ということで聞いてみると、

ゲームだったり、携帯でメールだったり、ダラダラと過ごしているだけというのが少々がっかりです。

皆がそのような状況ではないでしょうが、時間のやりくりを考えることを早い段階で教えてあげる必要があります。



嘆いても仕方なく大人が社会人として必要な知識や行動規範を教えてあげるということからはじめないと何もかわりません。




仕事をやりはじめても自分のペースを守って仕事をする若手社員が増えてきて、周囲がそれに合わせているという組織も多々見受けられます。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:26Comments(0)人材育成

2009年12月29日

叱られた経験が少ない世代に仕事を教える

今の若い人たちは叱られ慣れていないということが言われます。

叱られ慣れない

というのはどのようなことかということかは少々理解しづらい部分がありますが、たしか叱られると今までの私たちの世代とは違う反応をすることがあります。

完全にショックを受けている
反抗的になる
泣き出す
言い訳ばかりする
話をすり替える
黙り込む

これらの反応をされて困るのは、次から教えにくくなるということです。

叱られて

やる気が出てくればいいのですが、

自分なりには頑張っているのに、なぜそのようなことを言うのですか?

という反応で返されると、たしかに次からは絡みにくくなります。


子どもの頃は素直なので、

次からは認められたい

という気持ちで頑張ってきますが、20歳くらいになると、

別にこの人に認められなくてもいいや

という形にもなります。


一番心配なのは、どこに言っても最初はいいのですが、そのうち誰も教えるのが面倒になって教えてくれなくなってくるということです。



ビジネス書などには叱る側のトレーニングが必要なことも書いてありますが、

http://www.aera-net.jp/summary/080706_000079.html

圧倒的に叱られ方が下手な若者が増えているのは事実です。


今年は就職戦線は冷え込んでいるということですが、私の感覚ではここ2~3年ほどこのような新卒者を受け入れて組織的に疲れてしまっている企業も多いように感じます。

不況で新卒採用も厳しくなっているのでしょうが、素直でない人材が組織に入ってきたときの疲労感というのは容易に想像できます。

叱り方も考えないといけないのですが、叱られたことがないような世代が入ってくる組織で仕事を教えるのも一苦労です。




  

Posted by 森戸裕一 at 23:54Comments(0)人材育成

2009年12月28日

自分で関わることで場が持つ意味が変わる

強い意志があればどのような時代になっても生き残ることができる。

大学生などに話をすることですが、

その意志とは?

と質問されました。



志を意識する

と回答しました。



社会人になって、社会のためにどのような貢献をするかという高い志を持ち、仕事の中でそれを常に意識して価値創造に努めることができれば、

楽しく仕事に取り組むこともできますし、

就職した会社のブランドや自分に任せられた仕事の内容などに不平不満をもらすこともなくなります。






社会が抱える課題が個人レベルでも見ることができるようになった時代に自分が社会にどのように貢献するかということをイメージすることができるようになっています。

誰かが何かをしてくれる

という子供のような発想ではなく、

自分で何とかする
自分が何かをしてあげる

という意識を持つことで、すべての行動が主体的になり楽しい状況をつくりだすことができます。


大学の授業などをつまらなさそうに聞いている学生に、

一番前の席に座って自分の質問で授業をつくるくらいの感覚で主体的に参加してみれば?

というアドバイスをすることがあります。


私もセミナーなどに参加する際には一番前の席に座るのが多いのですが、理由は簡単で後ろの席に座ると自分がセミナーに参加しているという実感が薄く、すぐにつまらなくなるからです。

一番前の席は、パネルディスカッションにパネラーとして参加しているくらいの感覚になれるので常に緊張感も保持できます。


社会の変化が激しい時代に、主体的に社会に関わっていくと楽しいということを多くの方々に知ってもらいたいと思い、大学やNPO、企業などで人材育成に携わっています。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:25Comments(0)就職観

2009年12月27日

安定した会社に入る、安定した地位を得たい とは違う価値観

年末年始のお決まりのパターンなんですが、テレビを見ていると景気動向などを評論家の皆さんが論じています。

行き詰まり感

そうでしょうね、従来の枠組みで考えると枠組みが変わっている現代の事象を当てはめると「従来の枠組みの行き詰まり感」が生まれてきます。



発想のリミット

というのがありますが、モノゴトを考えるときにどのレベルを限界として考えるのかということで目の前のことが困難と感じるかどうかの違いが出てくるように感じます。

地球レベルで事象をとらえている人、アジアレベルで事象をとらえている人、日本レベルで事象をとらえている人、九州レベルで事象をとらえている人、県単位で、町単位で、家族単位で、個人単位で・・・


インターネットはモノゴトをとらえる視点というものを拡げてくれました。

google earthなどを見ていると世界の中での日本や自分というものを意識させてくれます。

Twitterなどで人と人の公開情報交換を見ていると情報がどのような形で流れて、その情報をどのように使って意思決定をしているのかということも意識させてくれます。


インターネットの普及で今まで見えなかったものが見えるようになった恩恵をどのようにビジネスで活用していくのかということを考えると課題の解決の糸口が見えてきます。

非常に複雑化した社会ですが、その複雑化させた元凶と言われるツールをひも解くと意外とシンプルな構造に見えることがあります。乱数表のようなもので法則をロジックが見えている人と見えないようにされている人との視点の違いがビジネスでの成果の違いにつながっているように感じます。


広い視野で社会をとらえて、小さな変化が社会の大きな変化につながりやすい社会構造を理解して、自分が本当にやらないといけないことにフォーカスして行動基準を考えることが自分の将来を創ることにもなりそうな気がします。


自分の存在で社会をこのように変える
自分の仕事で誰に対してどのような気づきを与える


自分の将来をどのような社会と共存している形にするのかということを考えるのが本当のキャリア設計ではないかと思っています。



  

Posted by 森戸裕一 at 09:30Comments(0)就職観

2009年12月26日

プロフェッショナルにセレクトを任せる

プロフェッショナルが厳選する商品ということで、



http://www.secolle.com/

のようなネットでのセレクトショップが増えています。

このサイトで一番人気なのは、

http://secolle.com/SHOP/000001.html

のようです。

口の中に汚れを保持したまま生活しているということに不安を感じ、その汚れがきれいに取れるというのが実感できるというのが人気の秘密のようです。


アパレル関係でもセレクトショップというのは存在しますが、利用する人たちは便利に利用しますが、自分で選択する楽しみを感じたいと思う人たちはメーカーの直販店や百貨店などに買い物にいきます。


以前、知り合いの社長向けのアパレスセレクトショップの店長と話をしていたときに、

『会社の顔とも言える経営者のファッションコーディネイトというのは意外と大切で、ファッションセンスにちょっと疑問がある経営者の場合には衣装さん的なファッションコーディネータをつけることが必要かもしれませんね』

という話題が出ました。

たしかに、その筋の人かと思えるようなギラギラしたファッションや逆に大学生かというようなファッションをしている経営者もいらっしゃいます。

TPOに合わせたファッションをできるというのは、場の雰囲気に合った最高の気遣いをするというビジネスのマナーを理解しておかないといけない経営者には必要なスキルなのかもしれません。

それが自分の今の能力ではできないということであれば、アウトソーシングするという選択もあります。

そのアウトソーシング先がセレクトショップという場になることもあります。


その場がインターネットのショップにできるとすれば多くの方々がプロフェッショナルのサービスを受けることができるようになるのではないでしょうか?




  

Posted by 森戸裕一 at 22:40Comments(0)ビジネススキル

2009年12月25日

地方都市がリーダー不在になってきた

安定した職業に就きたい

しかし、重い責任は被りたくないという人は、いったいどこにむかうのでしょうか?


困難を承知で世の中を少しでもよくするために仕事というのは創りだされて、その仕事を誰かがやっているのが人間社会と思っているのですが、仕事というのが安定的に入ってきてその仕事を全うできなくても給与が保障されているというのは、もはや社会主義としか言いようがないと感じています。

皆が平等に仕事を渡されて同じような給与で働いている姿は、一見、平和そうですが頑張る人がいなくなりいつかは崩壊するような弱さも感じます。


人を蹴落としてまで自分が上に登りつめるということまで考えろと言っている訳ではないのですが、人の分まで頑張るということができる人が少数になってきた今、頑張れる人材を増やすということに力を入れないと頑張れない人たちを救うことはできないと思っています。


先天的に強い人、先天的に弱い人


人間にはいろいろなタイプがいます。


男性と女性

性別でも特性がありますので、そのお互いの強みと弱みを補完して人間社会は成り立っています。


先天的にリーダーになれる器の人、先天的にリーダーになる器ではない人

いると思います。


ただ、先天的にリーダーになれる器の人には、もっと器のサイズを大きくしてほしいですし、先天的にリーダーになる器ではない人にも後天的にリーダーの資質を持ってもらうための人材育成というものができないかとも思っています。


従来型のグイグイ引っ張るタイプのリーダーでなくても、後ろから背中を押してあげるリーダーもいます。

どのようなリーダーのタイプを容認するかは、メンバーが決めることだと思いますので、メンバーの資質が変わってきた今、リーダーもいろいろなタイプが生まれているのではないかと思っています。


ただ、偉そうなことは言えませんが、地方都市にはリーダーと呼べる人が少なくなってきたように感じているのは私だけではないはずです。



  

Posted by 森戸裕一 at 18:32Comments(0)人材育成

2009年12月24日

中途半端な考えが中途半端な人生を創る

ちょっと古いネタですが、

財団法人日本漢字能力検定協会が公募で選ぶ「今年の漢字」に「新」が選ばれました。

http://research.news.livedoor.com/r/37496



新しいことにチャレンジするときには、時には多くの批判も受ける覚悟が必要で、日本の今の新政権も多くの批判を受け始めています。

変化を起こすというチャレンジは大いに評価されますが、その変化を起こした後にどのように継続して評価を受けるような体制を確立していくかというところがリーダーに求められる能力になります。


シニアネットというものを創ったり、ナレッジネットワークという会社を創ったり、学生ネットワークという団体を創ったり、大学で先生をしたり、私も人生の中で様々なチャレンジをしていますが、そのチャレンジから次のチャレンジを創って、社会のためにどのようなインパクトを与えて、どのような気づきを得てもらうのかということを常に考えていかないと、ただの好奇心からのチャレンジだけであったら社会の迷惑になることもあるのではないかと感じています。

チャレンジは、日常の仕事の中でも意識すると誰でもできます。

ただ、チャレンジを特別なものと考えていると「いつかやろう」ということになります。


チャレンジしない人たちは評論家的にチャレンジして失敗した人の行動を批評します。

それはそれで仕方ないことですが、少し寂しい感じがします。


先日、元F1レーサーの片山右京さんの遭難のニュースが流れていました。

2人の方が亡くなられたということで非常に痛ましい事故と思います。

遭難された方も十分な経験をお持ちの方だったので事故が起きる可能性というものは十分に認識してのチャレンジだったのではないかと思います。

ですから、コメントはできません。

コメントは同じ境遇や環境を知っている人しかできないと思っています。

アルピニスト野口健さんのブログ
http://blog.livedoor.jp/fuji8776/archives/51368887.html



難しい仕事にチャレンジして、それが原因で病気になり命を落とす人もいます。

それくらい真剣にならないと成し遂げることができない仕事もあります。

社会にインパクトを残す仕事をするためには、自分の限界まで力を発揮するしかないというのが私の考えでもあります。

仕事人間とか、仕事中毒だとか言われることもありますが、そこで言われる仕事というのはイヤイヤやる仕事であって、世の中のためになる仕事と思っていればその仕事が中心になるのが普通ではないかとも思います。


中途半端な人生など誰も送りたいとは思っていないのですが、中途半端な考えが中途半端な人生をつくりだしているのではないかと感じています。


今日も次のチャレンジを創る仕事をしたいと思います。



  

Posted by 森戸裕一 at 09:06Comments(0)雑感

2009年12月23日

企業は社会人予備校ではないのですが・・・

身の丈に合わせた目標を立てるとどんどん成長曲線の伸びが下がってきます。


『身の丈に合わせる』

という言葉をどのような局面で使うかということを考えると、無茶なことをやっていて一向に成果がでないときにも使いますが、目標達成の可能性をあきらめて妥協するときにも使います。


最近、後者の身の丈に合わせるという意味でこの言葉が使われる場面によく遭遇します。




今の自分の能力に合わせて目標を設定すると・・・、成長できないのでは?




無茶せずに『身の丈に合わせた経営』を行うことが重要だ、不況なので自分たちの身の丈に合わせた投資で不況を凌ぐという感じです。

その企業の姿勢を見た社員も、そのような社会風潮に影響を受けた学生なども自分が努力しないといけない局面でも『身の丈にあった目標』『身の丈にあった努力』をしてしまいます。


非常に不安視するのは、身の丈という尺度が下がっている中で競争力がどんどん落ちているということです。

若い社員は少しは尖っているくらいが期待できます。


周囲との調和をとりながら、自分に対して厳しい若手社員には大きな期待をします。





自分を追い込む必要はないのですが、自分の可能性を信じ、自分の身の丈以上の努力をして、周囲に優しく、助言を素直に聞くという若手人材をどの企業も探しているはずです。


ただ、そのような人材が少ないので企業の採用意欲は下がっているということも言わざるをえません。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091222-00000029-jijp-bus_all.view-000

この記事を読んだときには、なんだかな~と少し感じました。

学生の人材としての質が下がっているということも加味しないと、お客さまに最大の価値を提供するはずの企業が学校になってしまいそうな気もしています。

なんとか社会人として育ててあげると3年くらいで卒業していきます。

そこらへんの未熟だけど打算的な考え方があるという部分を加味して考えないと、終身雇用時代の考え方ではお互いにLOST-LOSTの関係になってしまいます。



  

Posted by 森戸裕一 at 08:31Comments(0)人材育成

2009年12月22日

若手社員の育成は顧客満足度向上につながる

人と関わる仕事、人の成長の人生に責任を持つ仕事

というのが、組織のリーダーという仕事ではないでしょうか。


企業の経営者であれば社員の生活や人生に責任をとらないといけないようになりますし、会社という組織のリーダーであれば部下の成長に責任をとらないといけないようになります。

部下が成長できないとすれば、それはリーダーの責任となります。

だから、リーダーは積極的に周囲のメンバーに関わって、そのメンバーの成長のために指導しないといけないということになります。


昨日の投稿でも書きましたが、最近は非常に扱い難い若手社員が増えてきました。リーダーの心労も増えています。


言ったこともやらない
敬語が使えない
指示を聞く態度が悪い

親にもそのような態度で接しているのでそのような子供にも見える態度になっているのですが、そのような社員を採用してしまった場合に現場のリーダーは大きな苦労を強いられることになります。


ただ、それでもリーダーという人間はその社員を受け入れて自分の仕事をプロとしてやっていくしかありません。


そのような気持ちで接していると、お客さまには最高のサービスを提供できるようになるのではないでしょうか?

お客さんは、その若手社員よりも思うように動いてくれません。

お金を払っている人たちなので、お金をもらって自分探しをしている若手社員とは性質は違いますが、思うようにならないという点では同じように感じます。

社内でできないことは社外ではできないので、サービス力を向上させるための試練と思えば救われるようにも感じます。



  

Posted by 森戸裕一 at 09:49Comments(0)人材育成

2009年12月21日

家族的な雰囲気になってきた病んでる会社

今日は朝から東京に入り、怒涛の6社訪問のミーティングでした。

それぞのミーティングが面白い展開につながりそうな予感がします。

不況というものも捉えようによっては大きなビジネスチャンスになります。


時代の変革期は、従来の枠組みでは勝負できなかった中小企業などにも大きなチャンスが訪れます。ただ、その変化にタイムリーに反応するのは常に動いている会社でないとできません。

また、同じように変化を自分の成長のチャンスにできるのも常に考えて動いている人材になります。


動くための条件ばかり提示したり
できない理由を周囲のせいばかりしたり
変化できない理由を環境のせいにしたり

するのは、何も若手社員ばかりだけではありません。

経営者にもいますし、管理職にもいます。


ただ、若手社員がそのようなできない言い訳ばかりしていると周囲から何も教えてもらえないようになるので、成長できない環境を自分でつくってしまうのが心配です。

教えやすい空気をつくれる若手は伸びますし、自分で教えにくい空気(予防線?)をはっている若手はやはり伸び悩みます。


周囲が何も教えてくれないとボヤいている
周囲は同僚は自分よりも仕事ができないと感じている
周囲の同僚の仕事を手伝おうとしない

などが、最近の若手社員の特徴と言われます。

それじゃあ、誰も仕事を教えないだけでなく、その社員の欠点すら指摘し辛くなります。


つべこべ言わずにまずは自分の仕事をやりなさい

と若手社員に感じている中堅社員が増えています。


つべこべ言わずに勉強しなさい

と言われてきた私たち世代には、悪い意味で家族的に感じます。


会社が家族的な雰囲気というのは良い意味でもつかわれますが、会社が家族的な躾をしないといけない場になってきたというのは末期的なものも感じます。

なんなんでしょうね。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:33Comments(0)組織改善

2009年12月20日

3分間のプレゼンテーションのために毎日24時間考える

1月の学生主体の就活イベント『BizPASS』に向けて学生も当社の関係者も最後の追い込みをかけています。

学生と言えども企業の皆さんの採用活動に関係する訳なので半端な気持ちで取り組ませる訳にはいきません。


学生を含めて若手の社員などを育てるときも、大きな目標は言わせますが、その大きな目標を達成するためには血が滲むような努力が必要だということを理解もさせたいと思っています。

大きな成果を出した人間は、努力を人に見せるか見せないかは本人の判断ですが24時間、目標達成のためにストイックに努力をしていると思います。

昨日まで1月の学生イベントでプレゼンテーションを行いたいと希望している6人の学生と面談をしました。

イベント参加者(企業の人事担当者、学生など)の前で、参加者に何かを感じてもらうためのプレゼントをするために何を自分が話せるのか?ということを徹底的に話をしました。

目標が低い学生
言葉の定義が曖昧で言葉は上滑りしている学生
自分が持つ可能性すら信じていない学生
楽をしようとしているのでは?と感じてしまう学生
予防線ばかり張る学生

就職活動に漠然とした不安を持っている学生よりはましですが、このままプレゼンテーションしても聞き手には何も感じさせることはできないと感じました。


たぶん、

無理をしないでいい

と言われ続けて育ってきたのでしょう。



たとえ3分程度のプレゼンテーションでも、その3分間のために自分の人生の棚卸しを行い、これからの人生の目標を設定するなどの準備を徹底して行えば、どれだけ自分が周囲の人たちにお世話になって、今の自分の能力ではその恩返しもできないちっぽけな存在かなどのことを感じてもらえるのではないかと思っています。

今は
> 目標が低い学生
> 言葉の定義が曖昧で言葉は上滑りしている学生
> 自分が持つ可能性すら信じていない学生
> 楽をしようとしているのでは?と感じてしまう学生
> 予防線ばかり張る学生
のように私に見られても、1月5日のプレゼンテーションに向けて必死に準備すること(考えること)ができれば当日に緊張してしまっても準備の段階で多くのことを学ぶことができると思いますし、当日の失敗からも学ぶことができます。


プレゼンテーションが終わったときに感情が抑えきれなくなるくらいの準備をして当日に臨んでもらいたいと思っています。

プレゼンテーションを行う学生の皆さん、がんばってください。




  

Posted by 森戸裕一 at 18:42Comments(0)人材育成

2009年12月19日

にこやかに仕事ができるという才能

辛い仕事でも楽しくやれる、厳しい仕事でも楽しくやれる

楽しく仕事に取り組める人材をどのように育成するのかということにチャレンジしています。


今日は雪が舞う中、BizPASSの学生スタッフはイベントのチラシ配布で街頭に立っていました。



九州大学のTくんも、にこやかな笑顔でチラシを配布しています。


不機嫌に仕事をするのか、にこやかに仕事をするのか


本人の判断ですが、にこやかに仕事をしたほうが仕事は円滑にすすむということを学生スタッフも理解しているようです。


1月5日のイベントに向かって頑張っています。

http://bizpassstaff.yoka-yoka.jp/




  

Posted by 森戸裕一 at 18:23Comments(0)人材育成

2009年12月18日

地元の特産品を留学生の母国に紹介してもらうための企画

昨日は、海外向けネット通販(Value Of Fukuoka Japan)IP Hotel Fukuoka 連携記念イベント『福岡在住外国人とよかもん市場の夕べ』が開催されました。



IP Hotel Fukuoka

来月から、福岡県とIP Hotel Fukuoka が連携し、福岡県営ネット通販サイトよかもん市場海外版(Value of Fukuoka Japan 他)の掲載商品(または掲載希望商品)をIP Hotel Fukuoka ロビー内での販売を開始することになります。

IP Hotel Fukuoka は、海外からのお客様も多く、福岡県内でも外国人宿泊率が高いホテルなので、福岡に滞在するお客様に、定番のお土産以外にも、福岡の“いいもの”を知ってもらうことで、福岡をより深く知ってもらい、商品の口コミでの宣伝効果を見込んでいます。

さらに、毎週日曜日、県内在住の留学生達が同ホテル内で、定期的に行っている交流会で、テストマーケティング(商品のアンケート等)を実施する予定にしています。

このような海外の人たちに協力してもらう形のマーケティングで、「Value of Fukuoka Japan」に出品している商品(または出品希望商品)の販売促進や今後の商品開発につなげていきたいと考えています。




昨日は、ホテルでの販売開始に先立ち、留学生と出品企業、関係者を一同に集め、商品のサンプリングを実施する記念イベントを開催しました。

企画と運営は当社で行いました。






100名以上の留学生が集まって、出店企業の皆さんが陳列している商品を真剣に品評してくれました。



Webで海外に商品を販売するというのは、仕組み的には簡単にできるようになりましたが、実際に金銭感覚、物価、生活環境も違う外国の人たちからみたときに、日本の商品がどのように見えるのか、それからそれを購入したいと思うのかなどは、実際に本人たちに聞いたほうが一番確実だということで、今回の企画を仕掛けてみました。




公的機関の関係者の皆さんも非常に満足してくれたようで、当日まで頑張って企画をつくってくれた社員には感謝です。


また、当日も走り回って留学生とコミュニケーションをとったり、マーケティング用のアンケートの記入をうながしてくれたりで非常に社員を頼もしくおもいました。


出店者の皆さん、関係者の皆さん、昨日はおつかれさまでした。
ありがとうございました。




  

Posted by 森戸裕一 at 09:52Comments(0)地域貢献

2009年12月17日

新卒採用について消極的な企業が増えています

新卒採用の見通しが「わからない」と答える会社が増加しているようです。

http://www.asahi.com/business/update/1216/TKY200912160448.html

たしかに景気の先行きが不透明ということと、ビジネスモデル自体も大きな変化を余儀なくされている現代は「どのような人材を確保すべきなのか」ということも含めて不透明な時代になっています。


また大学などで授業などをやっている立場で考えるとAO入試なども当たり前になってきて基礎的な学力や常識なども含めた社会性などの面でも大きな課題を抱えている人材が増えてきているということも少なからず影響しているのではないかと感じています。

戦力になるのであれば当然採用しますが、戦力になれるかどうかということも不透明な人材が増えてきた時代なので、人材採用などの考え方も大きく変わっていくのではないかと思っています。


就職できない若者が増えてきたら、この日本はどのような状況になっていくのか・・・

考えるだけでもブルーになってきます。

そのような状態にしないように、いろいろと私たち大人が考えていかないといけない時代です。




  

Posted by 森戸裕一 at 11:10Comments(0)人材採用

2009年12月16日

自分らしく働くという言葉で職場は大混乱

仕事をするうえで非常に大切なことを理解してもらう必要性を感じています。

仕事という「人から頼られる」という信頼獲得ゲームの中で、

何かをさせられているという感覚が抜けきれない
自分だけ損していると考えてしまう
仕事ができない理由を周囲の環境に転嫁する

などの感情や行動があると、どうしても信頼獲得ゲームでは不利になります。


少子化の影響なのか、何でも周囲がやってあげた結果なのか、人のために動くということをさせなかったからなのか、若手社員や学生が職場や仕事にうまく適応できなくなっています。

チームで働く

ということができないだけでなく、会社に帰属してお客さまのために働くという感覚を持てないことに悩んでいるようにも見えます。

会社に依存して自分の生活の安定のために所属するという意識はありますが、帰属して貢献するという意識が薄いことで仕事に「やらされ感」を感じたり、周囲との仕事配分に「不公平感」を感じています。

自分らしく生きる

という言葉がどうも楽をするための言い訳にすり替わっているように感じるのは私だけでしょうか。




  

Posted by 森戸裕一 at 23:19Comments(0)人材育成

2009年12月15日

ビジネスイノベーション協議会のたちあげ

今日は、ビジネスイノベーション協議会の立ち上げのためのキックオフセミナーでした。


http://www.bpm.jp/bic/seminar091215.html

沢山の方々にご参加いただき、ありがとうございました。


夜は、来日しているハッチングスさんとお食事をご一緒させていただきました。

いつもながら、癒される空気をお持ちです。





  

Posted by 森戸裕一 at 23:59Comments(0)講演

2009年12月14日

シンガポールレストランでの食事

今日は、大木さんとお会いしてシンガポール料理を出してくれるレストランでお食事をしました。

大学時代をシンガポールで過ごした大木さんのおすすめのお店でしたので、非常に美味しい料理をいただけました。

人材育成に関する話題から、海外の話題、IT関連の話題などいろいろとひとしきり話をして解散。




朝から夕刻まで研修の講師を担当していましたので、ちょっと疲れていますので寝ます。




  

Posted by 森戸裕一 at 23:27Comments(0)食事

2009年12月13日

理想と現実のギャップを埋めていく日々

理想の社会と現実の社会について考える機会が増えてきました。


理想ばかりを求めていると空回りすることがあります。

しかし、

現実ばかり見ているとそこから抜け出せなくなります。



可能性を信じないと頑張ることができませんし、頑張るだけでは成長できません。


自分は人生をかけて世の中に何を遺すことができるか?ということをいつも考えています。



地域の活性化のために新しい商流をつくることができないか?

人を育てることができる人材を育てることで人材育成の還流をつくれないか?

情報化を積極的に推進することで人間らしいコミュニティを再構築できないか?


いろいろなことを考えています。


簡単なことではありません。


その理想を求めないと自分が生きている意味が無くなってしまうような気がしています。


ただ現実の課題にも目を向ける必要もあります。





この本に書いてあることがマイナス要因として働かないように人材の育成に注力する必要を感じています。

  

Posted by 森戸裕一 at 08:48Comments(0)地域貢献

2009年12月12日

連続5コマの怒涛の授業

土曜日に朝8:40~17:40までマーケティングの集中講義を隔週で3日間、終わりました・・・


5コマの連続講義なので私もそうですが、学生も疲れたのではないかと思います。

どのような話をすると学生が飽きないのか?

などのことを考えながら、世の中のトレンドなどを含めて話をしてみました。

学生のコメントなどに目を通していると少しはモノの見方が変わったようです。


授業で一時的に知識をつけてもらうよりも、日常的に知識を吸収する方法を身につけてもらう講義をおこないたいと思い、経営者的な視点も含めて経済動向、消費者意識の変化などの講義をしました。

授業が終わって夕刻に学生時代の先生の研究室を訪ねてみました。

20年の歳月が経っているのと私のゼミの先生ではなかったので、先生も最初は誰だっけ?という感じでしたが、いろいろと昔話をして楽しい時間をいただけました。

先生、ありがとうございました。


今回の授業を通しても感じましたし、学生の支援などを数年行っていて感じることですが、

人間はちょっとしたきっかけで大きく変化することができます。

そのきっかけをつくってあげるのが私たちの仕事であり、そのきっかけをつかむために学生や若手社員には素直な気持ちを持ち続けてもらいたいと思っています。


成長意欲は高いが素直な気持ちを持てないイラついている学生などがいます。

そのポテンシャルの高い学生に人の意見に耳を傾ける素直な気持ちを持たせるということを活動を学生ネットワークWAN(http://www.kg-wan.net)通じておこなっています。

次世代のリーダーを育成するには、基礎的な学力・知識をつけるためには、社会に貢献するという考え方を身につけるためには、などのことを実践しています。


大学でも、

挨拶ができない学生が増えてきました。
感謝の心を示すことができない学生が増えてきました。
他人のことに関心を示すことができない学生が増えてきました。

そのような学生が会社に入社してきています。


そしてお客さまのサービスにあたっています。

非常に厳しい時代になってきています。

企業が新卒採用を控えているのは不況だけが原因ではないと感じています。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:27Comments(1)人材育成

2009年12月11日

鳥取の倉吉のマクドナルドは朝の8時開店

今日から楽天市場への出店支援(新サービス)をおこなうために新しい仲間が会社にきました。

と、言っても私は鳥取で情報活用の研修に来ていますので今日は会っていません。

しかし、EC関連のビジネス拡大のために社内が一丸になってビジネス立ち上げに奔走しています。

非常に頼もしい限りです。




今日の鳥取の研修も、非常に楽しくやらせていただきました。

今日の研修は朝9時からということで前日移動で鳥取の倉吉に入っていました。

朝の9時というのは非常に微妙な時間で、時間調整のために鳥取県の職員の方と東京から出張できていたM社のNさんは朝からマクドナルドで時間をつぶそうとしていたのですが、倉吉のマクドナルドの開店は朝の8時だったようで・・・お店の前で開店を待っていたようです。

しかし、ファストフードもこのゆったり加減がよいような気もします。


帰りの電車は行きとは違った経路を選択して姫路まで特急で出て新幹線で福岡にもどったので比較的楽に感じました。
(と、言っても電車の中では資料作成などパソコンとにらめっこの状態でしたが・・・)


さきほど事務所にもどってきて、来週のセミナーの資料などの確認をしています。


明日は大学でマーケティングの授業です。

年末はやはり何かとバタバタしています。





  

Posted by 森戸裕一 at 22:34Comments(0)出張

2009年12月10日

ふくおかの物産を海外に販売する

今日は福岡で海外への日本製品販売のためのセミナーを福岡でおこなってから、そのまま鳥取県の倉吉へ5時間の電車の移動でした。

海外向けECセミナーは非常に好評で、この調子でひろげていけば海外マーケティング勉強会などの企画もできるくらいの流れになってきています。

Webサイトとはいえ、いきなり海外に商品を販売するのは大きなハードルがありますのでマーケティング的な視点で公的機関のサービスを使いながら自社の海外展開の戦略を練るという流れに共感してもらいました。


来週は福岡のIPホテルで海外から福岡に来ている外国人の皆さんを集めて福岡の物産の品評会なども行う予定になっています。

短期間でこのスキームをつくりあげたIPホテルの関係者の皆さんと弊社の社員に感謝です。

海外ビジネスというのは夢があります。

ボーダレス社会になって海外という表現がビジネスの世界で使われなくなる日も近いと感じています。


ビジネスの世界では「クラウド」という言葉が飛びかっていますが、従来のビジネスの枠組みが意味をなさなくなった中での変数Xのような形で「クラウド」という言葉が使われているようにも感じます。

ただ、変数という概念が出てきたときに数学が嫌いになって人が多いようにビジネスの世界に情報システムという大きなブラックボックス(クラウド)が出てきたときにビジネス嫌いになる人が増えないようにいろいろと啓蒙をしていかないといけないと感じています。


私は5時間の電車の移動でちょっと疲れていますので、今日は早く寝ます。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:27Comments(0)海外EC

2009年12月09日

大きな掛け声をかけあって飛び出していった学生たち

今日は、いよいよ学生の皆さんに企画・運営をしてもらう

BizPASSトップゼミ



http://www.kg-wan.net

の当日になります。


ちょっと天候が心配ですが、今日も朝から学生スタッフ30名近くが会社に集まり、大きな掛け声をかけあって会場のアクロス福岡に向かいました。

この数カ月で彼らは大きく成長したと感じています。

人が成長する姿というのはいつ見てもいいものです。

クライアント企業の採用支援というサービスを提供するだけでなく、それに関わる学生の成長支援も同時におこなえるというのが本事業の素晴らしいところだと思っています。


また、昨日の楽天出店セミナーで感じたのですが、サービス対象である事業者の方々のEC店舗出店サポートをするのが楽天という企業です。

当社は、サービス対象である事業者の方々の事業面での成功と共にその会社の社員の皆さまの成長もサポートしていきます。また、ずっと頼ってもらうというよりも自立していかれるのが最大の喜びと感じています。

クライアント企業様が当社がサポートする事業で成功されて更に新しい事業を展開しようとされるときに、また当社にお声掛けをいただけるように当社もまた成長していきたいと思っています。



  

Posted by 森戸裕一 at 08:58Comments(0)人材採用

2009年12月08日

セブン&アイ、ネット通販事業に本格参入

セブン&アイさんも本格的に通信販売事業に入ってこられたということで、EC関連の事業はこれから盛り上がりを見せそうです。

http://bb.watch.impress.co.jp/docs/news/20091207_333993.html


当社も一歩先に動き出し、ちょっと横にずらして勝負するという創業時からの会社の方針がありますので、今回のECへの取り組みについても、ちょっと早い動きだしと、本業のほうにずらした勝負をしかけています。


どんな人を育てるのか?
どのような会社にするのか?

などを考える中で、手段としてECを使っていきますし、その基盤となるITに関しては非常に得意な分野になります。


お客さまから喜ばれるサービスを創りだすために日々社員も奮闘していますが、お客さまから「ナレッジネットワークさんがいてくれるから助かるよ」という言葉をもらうことを目標に更にがんばる予定です。


人材採用、人材育成、IT導入支援

など、非常にわかりやすいサービスで勝負する時代は終わったように感じています。

わかりにくいサービスではなく、複雑系社会、複雑系ニーズに対応した「複合的なサービス」を提供できるように社員もまた複数の価値を「つなげる」ということに頭をつかっています。


つなげることで創る

というナレッジネットワークの本質的な価値をECの分野でも発揮していきたいと考えています。



EC総合研究所(http://www.ecsoken.com

も様々なパートナー企業様との連携で大きな価値を提供できるような基盤が整いつつあります。






  

Posted by 森戸裕一 at 10:45Comments(0)雑感

2009年12月07日

しかる理由

叱るというのは簡単ではありません。



叱ることで嫌われるのではないか・・・

叱ることで自分が嫌な気分になるのではないか・・・

叱ることで相手は落ち込まないだろうか・・・


いろいろと考えるのが普通だと思いますが、叱ることで相手が気づいてくれる可能性がある、相手が成長できるのであれば、それはやはり迷わずに叱るべきだと思います。


しかし、叱る前に、それは相手が叱るべき事象をおこしたからなのか、単に自分が相手を気にくわないだけなのかということはしっかりと考えておくべきでしょう。


自分の子供であれば気にくわないということで叱ることはないでしょうが、他人の子供であれば気にくわないから叱るというのはよくある話です。


自分の問題は自分で解決すべきで、相手に解決してもらうわけにはいきません。

少なくとも他人を叱ることでは自分の問題は解決できません。





  

Posted by 森戸裕一 at 20:30Comments(0)人材育成

2009年12月06日

楽天に出店するのは簡単ですが売るのは難しい

今週は、セミナーの講師三昧ですが、

火曜日に



に関するセミナーもおこないます。

***

2009.12.8 『販路拡大につながる!ネット通販チャレンジセミナー』――――――――――――――――――――――――――――――――――
 よかもん市場 楽天市場店、オープン記念!

 インターネット通販デビューするなら、絶対に今!
 「販路拡大につながる!ネット通販チャレンジセミナー」12月8日
――――――――――――――――――――――――――――――――――

これからネット通販を始めたいと考えている企業様向けのセミナーです。前半は、ナレッジネットワーク(株)代表の森戸氏が「売上拡大のためのEC進出への第一歩」について、また後半では、楽天株式会社ECコンサルタントによる「楽天で売れる店舗」の秘訣と事例や地域活性化の取り組みについての紹介をいたします。
※食品販売をお考えの企業様には楽天へのトライアル出店の特別案内あり!


セミナー概要•日時:12月8日(火) 13:30-16:00
•場所:吉塚合同庁舎 603B(6階)(福岡市博多区吉塚本町13-50)
•費用:無料
•プログラム:下記参照


セミナープログラム

•第1部 13:35~14:50
「業務拡大・売上拡大のためのEC進出への第一歩」
ナレッジネットワーク株式会社 代表取締役 森戸裕一氏


•第2部 15:00~15:45
「楽天市場の考える地域活性化案 ~まち楽の取り組み紹介~」
楽天株式会社 小野由衣氏


•よかもん市場(楽天市場店)への出店のご案内
よかもん市場(楽天市場店)のサービス概要紹介
6ケ月出店のメリット、その後の展開について紹介

***

申込みは、

http://www.ecsoken.com/seminer/20091208.html

で、できるようです。


お店の商品も少しずつ揃ってきているようですが、まだまだですね。

http://www.rakuten.co.jp/fukuoka-yokamon/

ただ、楽天の仕組みを随分と理解できてきているようです。





  

Posted by 森戸裕一 at 23:36Comments(0)ビジネススキル

2009年12月05日

地域を活性化するための研修会

今日は「情報発信・情報共有」に関するセミナーを行いました。

朝の早いフライトで東京から福岡に入り、福岡空港に駐車していた車でセミナー会場へ。


セミナーでは最初に情報発信などのツールとしてのCGMの特性などを話をして、グループワークなどをまじえて参加者の理解を深めてもらいました。

このセミナーは講師を担当する方々のトレーニングまでセットになっていますので、明日までのコースになります。

夜は参加者の方々との懇親会でした。
楽しい時間をすごさせていただきました。

ありがとうございます。



昔からお世話になっている米国にお住まいのハッチングスさんが本を出されました。



ハッチングスさんとは、人材育成についていろいろと議論をしましたので、内容を見て非常に納得できる部分が多かったです。  

Posted by 森戸裕一 at 23:14Comments(0)人材育成

2009年12月04日

万能感を持ってしまった私たちの進む道

インターネットの影響なのかなんとなく万能感を持ったような気になることがあります。

自分が知らないこともインターネットで調べれば簡単に情報が入手できます。


知らないことに興味を持つ、自分なりに仮説をつくる、自分で動いてみて検証する


そのような人間らしい(動物らしい?)「動いて知識を得る」ということから、動かなくても簡単に知識を得ることができるようになった現代、何かが崩れてきているようにも感じます。

自分の能力が上がったわけでもないのですが、なんとなくできるように感じる。

これでは学習意欲も下がってきます。


慢心が衰退を招くとすれば、今のインターネット社会は万能な力を得たような気になっている人間が進化できなくなってきてしまうような気もします。


バランスをどのようにとるのか?

ということを考えたときに、インターネットを使わないという選択ではなく、行動をして経験をする量を増やすということを選択していきたいと思っています。





さて、年末はどこに旅行にいこうか?と考えています。  

Posted by 森戸裕一 at 23:25Comments(0)雑感

2009年12月03日

人の話がつまらないと感じる人の話はつまらない

昨日から今日はプレゼンテーションのセミナーの講師を担当していました。

プレゼンテーション研修も受講者の空気によって少しずつ話す内容も変えていますが、何よりも強調しているのはセミナー開始時からつまらなそうに聞いている参加者のプレゼンテーションを誰が興味持って聞いてくれるのか?ということです。

人が話すことを興味を持って聞ける人は、やはり話すのもうまいと感じます。

話すのがうまくない人は、人の話をつまらなそうに聞いています。

不機嫌に振舞うことで威厳を保てるのだろうか?

子供は不機嫌に振舞って、周囲に自分の気持ちを伝えようとします。

やはりコミュニケーションがうまくないのでしょう。



簡単なことなんだが、奥が深いようにも感じます。



  

Posted by 森戸裕一 at 21:58Comments(0)講演

2009年12月02日

マイクロソフトのイノベーションアカデミー

昨日はマイクロソフトの「Microsoft Innovation Award」のイベントに出席しました。

最優秀賞の発表と表彰、その後は交流会と非常に盛りだくさんの内容でした。

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/12/02/011/?rt=na
http://biz.bcnranking.jp/article/news/0912/091202_121071.html

イベントの基調講演は、あきない総研のよしださん

http://www.vsn.jp/hashigo/2009/12/microsoft-innovation-day-2009.html
http://www.vsn.jp/yoshida/blog/2009/12/post-967.html

いつもながらの、おもしろい話でした。


その中で、営業の話がありました。

良い営業担当者はきちんと断られ方を知っている。
悪い営業担当者は断られずに曖昧な感じの対応になる。

という話です。

営業に行って断られると理由を聞くことができます。その理由は改善につながります。
営業に行って「検討してこちらから連絡します」などの曖昧な応えをもらってくると、もう連絡し辛くなるという話です。

たしかに、そのような対応が営業日報にはたくさん書いてあります。

自分が傷つきたくない、否定されたくないというのは誰しも持つ感情です。

その感情から仕事である営業という仕事でも曖昧な回答をもらって訪問先から消しこまれているお客さまの数はたくさんありそうです。


そのような営業のスキルやビジネスの考え方を、今回、発表されたマイクロソフトのイノベーションアカデミーでは講座として提供していくようです。




私が担当するコース一覧

http://www.microsoft.com/japan/mscorp/mic/seminar/management.mspx
http://www.microsoft.com/japan/mscorp/mic/seminar/leaderskill.mspx
http://www.microsoft.com/japan/mscorp/mic/seminar/satisfaction.mspx
http://www.microsoft.com/japan/mscorp/mic/seminar/solutionsales.mspx

ご興味がある方はご参加ください。




  

Posted by 森戸裕一 at 23:28Comments(0)人材育成