2008年06月22日

自分と会社の社会的存在意義

人に何かを気付いて行動してもらう。

社会人になってから継続して意識している私の仕事の基軸です。

人材に投資しなくて、どこに投資するのでしょうか?

前職ではコンピュータシステムを構築する人材に対して、システムを作るのが仕事ではなく、システムを作って社会に価値を提供することが仕事であるということを、プログラミング、ネットワーク構築、セキュリティなどのことを教えながら訴えてきました。

独立してからは、経営者やエンドユーザに対して情報というものを基軸とした人の動きを考えるということが情報化戦略であるということを訴えています。

「情報は人が使って価値を生み出す」という当たり前のことを再認識してもらいたいと思っています。

例えば当社の社員や学生には、推薦本を読ませて、その書評をブログなどに書いてもらっています。

http://www.gakulog.net/10012/archives/0002401.html
http://www.gakulog.net/10278/archives/0002399.html

http://www.gakulog.net/10168/archives/0002354.html

書籍からどのような情報を得て、その情報をどのような形で編集して情報発信するのかということを見ているということもありますが、情報を編集するというプロセスの中で自分の頭の整理ができるのではないかと思っています。また、その情報を他の人が見るという緊張感もあるので真剣に考えます。

ただ、この情報発信も継続的に行うから力になるのであって、途中で挫折するのであれば、それはそれで、そこまでの能力ではないかということも判断できます。

人の知識ベースの能力など大差はないですが、情熱を持って仕事に取り組める、決めたことを徹底的に継続する、社会に価値を提供することが仕事であるという考え方を曲げないということやれるかどうかという部分では大差ができると感じています。


次世代人材を育成することが自分の仕事であり当社の使命であると考えて、情報を活用した人材育成、付加価値を持っている人材育成を中心にクライアント企業、大学、NPOなどとの関係性の中で価値創造していきたいと考えています。

九州に会社の本拠をおいている意味というのは、地域で連携することの重要性を九州の地場企業や学校関係者に理解してもらいたいからです。学生団体なども連携するのはあまりうまくありません。自分たちがやりたいことを自分たちが勝手にやりたいという気持ちが強すぎて、連携することで大きなことを実現するということまで頭がまわらないという状況のようです。その小さな志が自分の成長を妨げているということを教えていかないと、首都圏や関西圏と九州の学生の意識レベルの差は広がっていく一方のような気もしています。


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Posted by 森戸裕一 at 19:09│Comments(0)人材育成
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