2008年12月20日
福岡大学ベンチャー起業論
今日は、福岡大学経済学部のベンチャー起業論のビジネスプランコンテストの特別審査員としてイベントに参加してきました。
福岡大学のベンチャー起業論は阿比留教授が通年で教えている授業です。

【福岡大学の衛藤学長と阿比留先生】
ベンチャー起業論は授業が開始されて今年で10年目を迎えたそうです。
この授業には企業経営者や文化人など様々な人たちが講師として登壇しています。
今回のイベントには、この授業に関わった人たちが多数参加され1000名規模のイベントになっています。
ベンチャー起業論は産学連携で授業を創っている先駆けではないかと思います。
http://sangakukan.jp/piCal+index.action+View+event_id+0000010120.htm
さて、今年のビジネスプランコンテストですが、プランの内容はちょっと微妙な感じはしましたがプレゼンテーションはパワーポイント効果もあり、ある程度のレベルまでは訓練されていました。学生の深く考える力などは下がってきていますが、何となくうまくまとめる力は向上しています。その分、小粒に見えるのでしょう。
http://www.data-max.co.jp/2008/12/20_13.html
学生は昨日も徹夜でプレゼンテーションコンテンツを作成していたようです。

内容については内容的にカブるものが少なかったので最後まで楽しんで聞けました。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/66919
社外講師の方々も含めて、皆、このイベントを成功させるために頑張っていたようでした。
プレゼンテーションイベントとしては完成形に近い形になってきていると思いました。
その後に、レセプションという形で学生と社会人の交流会のようなものがあったのですが、これはもう少し考慮する必要があるのではないかと感じました。レセプションの意味としては学生の慰労会的な意味と学生と社会人の交流だったのでしょうが、後者を活性化して社会人から学生へのフィードバックをする場を作る工夫が必要だったかもしれません。
学生と社会人が交流しやすくするためには、学生がそのような場に参加した経験が少ないという前提がありますので、彼らが積極的に交流するように事前に促しておくことも必要ですし、何をやらないといけないのか、なぜやらないといけないのかということも教えておく必要があります。
そのためには、今回のビジネスプランというプロジェクトが成功するための要因分析とその成功のためにプロジェクトに関わる方々への配慮、特に学外の方々への配慮をどれだけできるかがポイントになります。産学連携で多くの学外の方々に協力してもらっている授業ですのでなおさら考えないといけないポイントです。それをやらないと、学生は大人から何かやってもらうことが当たり前という感覚になってしまいます。これはこれから社会に出る学生にとっては大きな課題を抱えることになります。
今回は特に学生から授業やイベントに協力してくれた社会人に対しての敬意をイベントで感じませんでした。
立食だったので、食料があるとそこに群がる、自分たちだけで固まって盛り上がるなどいつもの学生の姿ですが、審査員などをやってくれた社会人に「ありがとうございました」という挨拶も多くの学生はできません。自分たちのイベントを支えてくれているのが誰なのかということをしっかりと理解して行動しないと、この授業形態を継続していくことは難しくなってきます。
お世話になって審査委員などの社会人が前で挨拶をしていても関心を示さない学生の方が多かったように感じます。話をしている側の立場に立つと非常に失礼な態度に見えます。
会社などでは、そこらへんが社員を叱るポイントになりますが、学校なので難しいところです。
ベンチャー起業論などに絡んだ社会人慣れした学生が就職してから最初に困るのは、就職後に会社で緊張感が保てないということです。中途半端に企業経営者などと交流していますので、自分の会社の先輩社員やお客さんなどに敬意を払うということができない場合があります。自分は社長と会ってきた人間なんだということが感覚を狂わせてしまいます。
また、最近ではベンチャー起業論に本気で起業したいなど考えて入る学生は少ないようですが、「自分の夢は起業です」という学生も就職してから、なかなか成長できません。経営者を目指す彼らには目の前の仕事がつまらないように感じるようです。仕事にムラッけがでるので育てる上司の方が苦労します。目の前の仕事に愚直に取り組む姿勢を持たない人間が、いきなり経営者になって営業管理、財務管理、社員管理などの仕事をムラなく並行してできるわけがありません。経営者のかっこいいと思われる一面だけを見て憧れているということなんでしょう。
大人から何でもしてもらうことに慣れてしまった彼らがこれからどのように育っていくのかが、ある意味興味深いのですが、教育の場に社会人がどのように絡んでいくべきかということの実験場としては非常に面白い場所です。
「ありがとうございました」
という言葉を心から言える若者が減ってきたのを寂しく感じた一日でした。
社会人と一緒に立食パーティーなどに参加する機会は学生はあまりないと思いますので、そのような場でどのように立ち振る舞うのかというのを教えるというのも重要ではないかと感じました。次年度からの課題にしてもらえればと思います。
ビジネスの世界には接待などの場もありますが、そこに連れて行けない若手社員が増えてきたとクライアント企業の経営者が嘆いていました。本当にお客さまと同席している場で教育することもできないので、自社で飲み会などを開いて躾をきちんとするということが必要になりますが、今の学生さんなどをお客さまの接待の場に連れて行けるレベルまでもっていくのはちょっと骨です。
宴席の場でお客さまと親睦を深めるというのは日本のビジネスでは必須になりますが、その場での立ち振る舞いを教える場をつくれない、教えるてもらうことができない、そして何もできないという若者が増えているのも心配です。
来年度からのベンチャー起業論に期待しています。
福岡大学のベンチャー起業論は阿比留教授が通年で教えている授業です。

【福岡大学の衛藤学長と阿比留先生】
ベンチャー起業論は授業が開始されて今年で10年目を迎えたそうです。
この授業には企業経営者や文化人など様々な人たちが講師として登壇しています。
今回のイベントには、この授業に関わった人たちが多数参加され1000名規模のイベントになっています。
ベンチャー起業論は産学連携で授業を創っている先駆けではないかと思います。
http://sangakukan.jp/piCal+index.action+View+event_id+0000010120.htm
さて、今年のビジネスプランコンテストですが、プランの内容はちょっと微妙な感じはしましたがプレゼンテーションはパワーポイント効果もあり、ある程度のレベルまでは訓練されていました。学生の深く考える力などは下がってきていますが、何となくうまくまとめる力は向上しています。その分、小粒に見えるのでしょう。
http://www.data-max.co.jp/2008/12/20_13.html
学生は昨日も徹夜でプレゼンテーションコンテンツを作成していたようです。

内容については内容的にカブるものが少なかったので最後まで楽しんで聞けました。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/66919
社外講師の方々も含めて、皆、このイベントを成功させるために頑張っていたようでした。
プレゼンテーションイベントとしては完成形に近い形になってきていると思いました。
その後に、レセプションという形で学生と社会人の交流会のようなものがあったのですが、これはもう少し考慮する必要があるのではないかと感じました。レセプションの意味としては学生の慰労会的な意味と学生と社会人の交流だったのでしょうが、後者を活性化して社会人から学生へのフィードバックをする場を作る工夫が必要だったかもしれません。
学生と社会人が交流しやすくするためには、学生がそのような場に参加した経験が少ないという前提がありますので、彼らが積極的に交流するように事前に促しておくことも必要ですし、何をやらないといけないのか、なぜやらないといけないのかということも教えておく必要があります。
そのためには、今回のビジネスプランというプロジェクトが成功するための要因分析とその成功のためにプロジェクトに関わる方々への配慮、特に学外の方々への配慮をどれだけできるかがポイントになります。産学連携で多くの学外の方々に協力してもらっている授業ですのでなおさら考えないといけないポイントです。それをやらないと、学生は大人から何かやってもらうことが当たり前という感覚になってしまいます。これはこれから社会に出る学生にとっては大きな課題を抱えることになります。
今回は特に学生から授業やイベントに協力してくれた社会人に対しての敬意をイベントで感じませんでした。
立食だったので、食料があるとそこに群がる、自分たちだけで固まって盛り上がるなどいつもの学生の姿ですが、審査員などをやってくれた社会人に「ありがとうございました」という挨拶も多くの学生はできません。自分たちのイベントを支えてくれているのが誰なのかということをしっかりと理解して行動しないと、この授業形態を継続していくことは難しくなってきます。
お世話になって審査委員などの社会人が前で挨拶をしていても関心を示さない学生の方が多かったように感じます。話をしている側の立場に立つと非常に失礼な態度に見えます。
会社などでは、そこらへんが社員を叱るポイントになりますが、学校なので難しいところです。
ベンチャー起業論などに絡んだ社会人慣れした学生が就職してから最初に困るのは、就職後に会社で緊張感が保てないということです。中途半端に企業経営者などと交流していますので、自分の会社の先輩社員やお客さんなどに敬意を払うということができない場合があります。自分は社長と会ってきた人間なんだということが感覚を狂わせてしまいます。
また、最近ではベンチャー起業論に本気で起業したいなど考えて入る学生は少ないようですが、「自分の夢は起業です」という学生も就職してから、なかなか成長できません。経営者を目指す彼らには目の前の仕事がつまらないように感じるようです。仕事にムラッけがでるので育てる上司の方が苦労します。目の前の仕事に愚直に取り組む姿勢を持たない人間が、いきなり経営者になって営業管理、財務管理、社員管理などの仕事をムラなく並行してできるわけがありません。経営者のかっこいいと思われる一面だけを見て憧れているということなんでしょう。
大人から何でもしてもらうことに慣れてしまった彼らがこれからどのように育っていくのかが、ある意味興味深いのですが、教育の場に社会人がどのように絡んでいくべきかということの実験場としては非常に面白い場所です。
「ありがとうございました」
という言葉を心から言える若者が減ってきたのを寂しく感じた一日でした。
社会人と一緒に立食パーティーなどに参加する機会は学生はあまりないと思いますので、そのような場でどのように立ち振る舞うのかというのを教えるというのも重要ではないかと感じました。次年度からの課題にしてもらえればと思います。
ビジネスの世界には接待などの場もありますが、そこに連れて行けない若手社員が増えてきたとクライアント企業の経営者が嘆いていました。本当にお客さまと同席している場で教育することもできないので、自社で飲み会などを開いて躾をきちんとするということが必要になりますが、今の学生さんなどをお客さまの接待の場に連れて行けるレベルまでもっていくのはちょっと骨です。
宴席の場でお客さまと親睦を深めるというのは日本のビジネスでは必須になりますが、その場での立ち振る舞いを教える場をつくれない、教えるてもらうことができない、そして何もできないという若者が増えているのも心配です。
来年度からのベンチャー起業論に期待しています。
こちらのブログは6月末までになります
ビジネスの芽がたくさん生まれてきました!
来年こそは!
君たち(学生)でも出来ると信じてあげる
営業研修に真剣に取り組んでいる企業の半数は増収増益
無意識有能な上司と有意識有能な上司のどちらがいいですか?
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来年こそは!
君たち(学生)でも出来ると信じてあげる
営業研修に真剣に取り組んでいる企業の半数は増収増益
無意識有能な上司と有意識有能な上司のどちらがいいですか?
Posted by 森戸裕一 at 21:15│Comments(0)
│人材育成
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