2010年09月04日

どんなときにやる気がくじかれますか?

人の立場によって『やる気』の感じ方は違うと思いますが、

明確に目標(夢)を持って仕事をしていると、周囲の環境のせいで『やる気』がくじかれることは少ないと感じています。

周囲の環境、人間関係などでくじかれる目標(夢)であれば、それは最初から腹が括れていない目標設定(夢の持ち方)だったと言わざるをえません。


仕事を始める前から、

楽しく働きたい
仕事とプラベートのバランスを
給料が高ければいいな

などと、学生が言っていると、


誰でもそのように思ってはいるけど、そのようなことを実現できる個人は少なく周囲の環境の押し流されて『楽しくない』『残業が多い』『給料が安い』などと言っている

と返します。

学生時代にやっておかないといけないことは、

自分の興味という部分で楽しくないと感じてしまうことを楽しいと感じることができるような視点の持ち方を体得することと、仕事は短い時間で最大の成果を出すというゲームなのでそのゲームを理解する(成果も出していないのに時間だけを短くしたいというのはゲーム特性上難しい)、給料が高いか安いかということは自分の同世代と比較するのではなく会社への貢献度と比較するのがビジネスのルールということを理解することではないか

と思っています。



ビジネス上でのルールを理解して、モチベーションコントロールを自分でできるようになって社会に出ると周囲の一言一言に反応して自分の『やる気』を無くしたりすることも少なくなると思います。


一般的に言われる

『やる気』がくじかれる

という言葉には、それは周囲の責任という意識が感じられてしまいます。


ただ、世の中には本当に精神的に弱い人たちもいます。
その人たちには、優しく接してあげたいですね。


設定された組織目標を達成するために、自分の部下まで含めて『やる気』を引き出して頑張る人が組織のトップであり、そのような人が部下よりも高い給料をもらい、それからビジネス的にも面白い仕事ができるというのは平等と思いますし、強い人は弱い人を守る、引っ張るというのは万国共通の摂理ではないかと思います。

そこまで平等と言われると、この国は間違った道を進みそうにも感じます。




自分の『やる気』に一喜一憂しているなどの状況を変えるための人材育成の対象は、

自分は弱いと演じている人
ビジネスのルールを理解していない人
情報を安易に信じている人

になります。






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Posted by 森戸裕一 at 23:27│Comments(0)人材育成
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