2008年02月07日

事務局ブログ

東京からUターン、Iターンしてきた方々とお話をしていると、

『福岡ってきちんとしたビジネススキルを勉強するところがないよね~』

という話を聞きながら、私自身も東京でビジネスを行う機会が多いので、そういえばそうだな~と感じていたのが2~3年前でした。

MBAコースを首都圏で展開している会社の関係者と話をしていても、

『九州はね~・・・』 『自己投資する人って少ないよね~』

という話を聞きます。

さて、本当なんでしょうか?

クリエイティビティによって持続的な経済成長を目指すためには、3つのT

技術(テクノロジー)
才能(タレント)
寛容性(トレランス)

が必要ということがハーバードビジネスレビューの記事にありました。

従来の経済成長理論では最初の2つ(テクノロジーとトレランス)が強調されていたようですが、クリエイティブな時代には3つ目のT(寛容性)が重要視されているようです。

たしかに、グーグルなどの従業員の勤務形態の自由度は高いようです。
ただ、自由度には責任が伴うということを理解できれば従業員を大人扱いできるのでしょうが、日本の企業ではフレックス勤務を推奨してきて、もとに戻したという経緯があるところも多いようです。

さて、この寛容性という部分ですが、技術や才能という2つのTは特定の場所に蓄積されるということも書いてあります。その場所は寛容性の高い場所(会社、地域)ということになります。

その中で、日本でクリエイティブクラスと呼ばれる人たちが集まるのは東京と大阪を挟んだ太平洋に面するベルト地帯ということが言われています。そこではビジネススクールも成り立つということのようです。

寛容性ということであれば九州はアジアが近いということで、寛容性があるようにも見えますが、知的好奇心、向上心を持った人たちにとって魅力的な場所か?というと疑問も残ります。

ただ、場所は作ればいい!というのが私の考え方です。

今、ビジネスプロフェッショナルスクールという形で草の根ですが、アジア圏まで拡がる可能性を持った知的ネットワークを作る動きを行っています。

福岡をクリエイティブクラスと呼ばれる知的労働者が集まる場所にしたいと思って、ビジネススクール設立から知的労働者のネットワーク作りが1年ほど前からはじまりました。

ナレッジネットワークという知識ネットワークをインターネットという媒体を介して、人と人をつなげるという流れを作ろうとしています。

事務局担当の中(なか)も頑張っています。
事務局の頑張りと人柄で、第1期の受講者から2期、3期と人のネットワークもできています。
(ネットでのコミュニティも活性化してきたようです)

事務局ブログができたようです。

事務局ブログ

皆さんもブログ担当の中(なか)が更新をサボらないように監視しておいてください。

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Posted by 森戸裕一 at 10:36│Comments(0)人材育成
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