2008年04月29日

三越な人、伊勢丹な人

先週の金曜日にソフトバンククリエイティブ主催で『ブランドの達人』の出版記念セミナーが東京で行われました。

テーマは「三越な人 vs. 伊勢丹な人」

三越な人、伊勢丹な人


非常にユニークなテーマ設定です。

テーマに興味があったので当社からもセミナーに申込みさせていただきました。


百貨店のブランドイメージとお客さまの嗜好などをプロファイル分析して、「三越な人」と「伊勢丹な人」という形で消費者特性のつかみ方を説明する内容でした。


セミナーの資料を引用すると、「三越な人」と「伊勢丹な人」の違いは以下のような特徴で語れるようです。


■三越な人は、「格式を備えた、保守的なブランド嗜好性を持つ。」

【特徴1】 彼らにとって情報は届けられるもの

能動的な情報摂取は少なく、TVや新聞のような旧来からのマスメディアを強く信頼している。新聞にしても、購読という意識よりも、居ながらにして届けられる情報という認識のほうが強く、TVも含め、こうした届く情報にしか目を向けないという傾向が見られる。

【特徴2】 格式、歴史、伝統、そして国産

彼らが選ぶブランドは、長い歴史を持っていたり、格式が?いブランドであることが一つのポイントとなっている。また、もう一つのポイントとしては、日本のモノに誇りを感じている部分が挙げられる。この2点を兼ね備えているのが、三越であり、彼らが三越好きである理由の一つとも考えられる。



■伊勢丹な人は、「求めるのは時代のセンス、洗練されたブランド嗜好性を持つ。」

【特徴1】 情報はあらゆるものからキャッチする。

メディア価値観などで?てきたように、口コミや交通広告などへの信頼度は高い。また雑誌や携帯サイトなどのメディアに対しても幅広く利用していることなどから、多くのメディアを使いこなし、情報をキャッチしていると考えられる。一般的なレベルでも、三越な人と比較しても、情報感度は非常に高いことがうかがえる。

【特徴2】 海外ブランドには目がない部分も。

彼らは、ただ高価格なものではなく、今の時代をキチンと映し出すブランドを嗜好する。世代がやや若いこともあるためか、こうした期待を反映するブランドとして海外、特に欧米出身のブランドの所有、嗜好の傾向が現れており、海外ブランドには基本的に好感を持っている。



このような顧客プロファイリングの手法は、経営戦略立案、特にマーケティング戦略を立案する際に顧客の絞り込み手法としてよく用いられています。最近では、ターゲットを更に可視化するためのユーザー・ターゲティング手法として「ペルソナ・マーケティング」なども用いられます。

プロファイリングとペルソナとの大きな違いは、プロファイリングがターゲット顧客層をグループとしてとらえているのに対して、ペルソナでは「一人の確固たる仮想的な顧客」のために戦略をどのように組み上げていくかということになります。

当社が運営するビジネススクールBPSでは、来月の5月17日(土)、企業のマーケティング事例を交えながらペルソナマーケティングの目的やその活用方法について特別講座を開催します。

マーケティング担当だけでなく、経営者、商品開発、販売、企画、広報、宣伝、ブランディング、ウェブサイト制作担当者などすべての人に有用な講座です。

くわしくはビジネススクールBPSのWEBサイトをご覧ください。

三越な人、伊勢丹な人

ご参加をお待ちしています。


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