2010年06月13日

人生に対してどのくらい準備していますか?

今日は43回目の誕生日でした。

はやいもので生まれてから43年にも経つことことになります。

親の世話になって22年間学ばせてもらって、社会人になって20年になります。

22年間育ててもらって、大学まで行かせてもらった親には感謝しています。

私の両親は学校の先生をしていましたので、私も今のように大学でも少し先生のまねごとをしながら、企業の人材育成支援、人材採用支援、情報化支援などの仕事ができているのかもしれません。


親に世話になっていた期間と、自分でお金を稼いでいる期間がそろそろ同じになります。

その社会人の期間の半分は会社に勤めていて、後半の半分は自分で会社をつくって経営しています。

独立して自分だけの人件費で会社という形式的なものをつくっていた時期は経営を考えなくてもよかったので本当に楽でした。

社員を雇いはじめてから、社員の人件費を投資としてお客さまから提供する価値の対価をもらうという流れをつくらなくてはならなくなったので、本当の意味で経営をやっています。

お客さまに自分たちが思っている価値を提供しても対価を払うに値しないと判断されると当然ながらお金はもらえません。しかし、社員の給与は発生します。

社員を雇うということは、その社員と心中するくらいの覚悟が無いといけないと人事関連のコンサルタントの方がメールマガジンで書かれていました。

自分の親族でもない他人である社員と心中できるのか?

ということを自問することもありました。

社員は当然、会社と心中するつもりはないと思います。

しかし、経営者は採用する社員と心中するつもりで仕事で成果が出なくても、体調不良になろうが最後まで責任を持つというのが「覚悟」というものであると今では考えています。

その社員の皆から、誕生日プレゼントをもらいました。

人生に対してどのくらい準備していますか?

ありがとうございます。(>皆さん)


さっそく自宅に設置させていただきました。

このような気遣いは非常にうれしいものです。


これからも、社員の皆のため、お客さまのために新しい価値、社会から喜ばれる価値を創造していきたいと思っています。


仕事だけが生きがいという人生も寂しいと思いますが、社会人になってほとんどの時間を費やしている仕事で生きがいを見つけられないというのも寂しいものです。

仕事を通じて社会にどれくらい役にたっているのかということを実感できるような準備をすることで、人生は非常に充実したものになると私は考えています。

仕事が辛いもの、生活の糧ということであれば、準備は必要なく、その辛いことを乗り越えるという考えになりますが、乗り越えた後は、自分の人生に対してのはかなさだけが残りそうです。

今、自分の目の前にある仕事にどれだけの意味を見出すのか?

ということが、人生を豊かなものにする唯一の準備のような気がします。





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Posted by 森戸裕一 at 23:23│Comments(0)雑感
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