2008年10月06日
投げ出さない社員を採用する
学生団体の支援をやっていて、当たり前のことですが最近、確信を持っていることがあります。
私が支援している学生団体はNPO法人なので学生スタッフのやっていることは一般企業での仕事と同じです。ですから、学生スタッフに求めることも必然的に学生サークルよりも高いものになります。

ただ、その活動を途中で投げ出す、または力が入らなくなるという学生と最後まで力を抜かない学生では、社会に出てからの活躍度合が違うということに気づきました。当然のように自分の能力以上のことを求められると自分で努力しないと結果は出ません。そのプロセスの中で学生は成長していきます。
学生なのに、なぜ?そこまで求めるのか?
と言う言葉を学生スタッフから出る場合もありますが、会社に入ると新入社員が同じように、
私たちは、新入社員だから、そこまで求められてもできない
という言葉になります。
また、
NPO団体で活動する前と実際に入ってから考えていた活動内容と違う
ということも言われることもあります。
特に、私は
自分がやりたいことをやって満足しているのが学生で、社会人は他人がやってもらいたいこと(自分への期待)を期待以上の形で提供してはじめてお金をもらっている
ということを学生には徹底して話をします。
NPO法人なので寄付や協賛金などをいただいて活動していますが、その協賛企業が考える以上の価値を社会に提供して始めて認めてもらえますし、次年度も協賛をしていただきます。
それが最終的ま目的になります。
自分たちの活動、自分の価値を認めてもらうために、社会に対して協賛できるかどうかを問うという形になります。
学生団体の場合には卒業してからの活躍具合も報告などがありますので、最後までNPOの活動を頑張った学生とそうでない学生のその後というのが追跡できます。
企業の人事担当者と話をしていても、学生時代の学業成績やその時にどんな活動をして活躍していたかを延々と説明されても実際に仕事をさせてみないとわからないという部分があるというのは共通しています。
その中で、大きな成果を出す期待よりも、仕事の成果を出すまであきらめずに取り組むことができるか、仕事自体を成し遂げるまで集中して継続できるか、ということを問われます。
もっと言えば、優秀な社員よりも、辞めない覚悟を決めている社員が欲しいというのが実際の気持ちではないかと思います。
そのような基準であれば、当社が支援している学生NPOの学生スタッフの動きをみていると推薦できる学生もいます。
学生時代に将来の夢などを無理に持たせるよりも、今、目の前のことに集中して、夢ではなく将来の現実をつかみ取る強さをもった人材を作り出すのが当社の仕事ではないかとも思います。
会社に何をしてもらうよりも、自分が会社に何を働きかけることができるのか?
ということを真剣に考えることができる人材は貴重です。
他に依存している人材ではなく、他に働きかけることができる人材を作るために学生NPOが存在したら意味があることではないかと考えています。
この部分では、商売が下手だと自分でも思っています。
学生を本気で鍛えるなどのことをやっていてもビジネスにはなりません。(笑)
ただ、その学生が次世代を担う人材になってくれればと思って、弊社の社員も一生懸命に学生に向き合っています。
今週の末には、日本経済新聞社の学生向けセミナーで講演します。
★NIKKEIセミナーのご案内
↓↓↓↓↓
〇締切間近!! NIKKEI就職ゼミ オープンセミナー
「就活で最後に笑う人、泣いてしまう人」
~情報に敏感な学生は就活でも得をする!~
[主な内容]
就職とは一体なんだろう?
職業選択のポイントって?
東京での就職・九州での就職の意味とは?
社会で成功する人材とは?
[日時]2008年10月12日(日)13:30~15:00
[場所]日本経済新聞社 西部支社 6Fセミナーホール
http://www.nikkei.co.jp/nikkeiinfo/company/popup_outline_west.html
詳細、お申込はこちらからどうぞ!
http://www.nikkei4946.com/seminar/seminar.cgi?ID=1925
私が支援している学生団体はNPO法人なので学生スタッフのやっていることは一般企業での仕事と同じです。ですから、学生スタッフに求めることも必然的に学生サークルよりも高いものになります。

ただ、その活動を途中で投げ出す、または力が入らなくなるという学生と最後まで力を抜かない学生では、社会に出てからの活躍度合が違うということに気づきました。当然のように自分の能力以上のことを求められると自分で努力しないと結果は出ません。そのプロセスの中で学生は成長していきます。
学生なのに、なぜ?そこまで求めるのか?
と言う言葉を学生スタッフから出る場合もありますが、会社に入ると新入社員が同じように、
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学生を本気で鍛えるなどのことをやっていてもビジネスにはなりません。(笑)
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[場所]日本経済新聞社 西部支社 6Fセミナーホール
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それから学んだことは何ですか?
この状況で足りないものは何ですか?
将棋や囲碁の上位有段者は富士通に入社するのが有利なんだ!
サラリーマン製造工場からの変革を望む
新卒採用について消極的な企業が増えています
大きな掛け声をかけあって飛び出していった学生たち
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Posted by 森戸裕一 at 13:56│Comments(0)
│人材採用
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