2008年12月17日

就農者数の増加とこれからの日本

日本の失業者数も日に日に増加しているようですが、その中で新聞などに

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20081217-OYS1T00432.htm

自治体が受け入れ支援を行ったり、人手が足りない農業分野などにチャレンジしてもらっているということが報道されています。

日本と言えば製造業で、そのモノ作りの分野で人が大量に雇用されていた一方で農業従事者などは人手が足りないと言われていましたので、そこでの人材調整がうまくいくのであれば素晴らしい雇用調整のような気もします。

ただ、農業という製造業も難しいので自分で考えて行動することができるということが前提になるように感じます。(あと体力)

以前、農業青年創造塾という若手就農者向けの講習のコーディネイトを担当していたときに、参加者の若者と話をしていて農業の難しさと面白さを教えてもらいました。

仕事というのは何でもそうですが、自分で楽しみポイントを設定して取り組むと非常に積極的に取り組むことができますが、人から指示されて働くだけであれば楽しくもないですし、逆にそのような仕事の仕方であれば誰でも代わりは務まります。

今回の不況で派遣労働という雇用形態の是非などもマスコミで盛んに取り上げられていますが、それは、今回のような経済状況になることも企業サイドは十分に想定して派遣会社と契約していたと思いますので、ヒトをモノみたいに扱っているというのとはちょっと違うような気もします。

ただ、そのヒトたちが、ヒトに喜んでもらう仕事をするために安心・安全な農作物を作ってくれるのであれば、誰しも喜んでくれるのではないかとひそかに1次産業が再興ができるのではないかと期待しています。

先日、2010年卒業予定の大学生に、

就職難の時代なので、次世代に期待される産業を君たちに紹介しよう!

ということで、

農業!

という話をしたら、半分の学生は興味深そうに聞いていました。
(ただ、残りの半分はちょっと引いていましたが・・・)

世の中には楽な仕事はありません。

すべての仕事が真剣に取り組むと非常に厳しい、辛い仕事になります。

ただ、そこで成果を出せたら、達成感が持てて仕事が楽しくなるという仕掛けなんです。


明日と明後日は、ちょっと面白い仕事に取り組んでみたいと思っています。


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Posted by 森戸裕一 at 17:46│Comments(0)雑感
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