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2008年01月14日

情報により人を動かす

情報の出し方をきちんと考えれば、人は自分の意思ではなく、集団の意思で動くようになってきます。
これは企業が広告戦略を考えるときの基本になると思います。

先月は毎日コミュニケーションズさんが、福岡のYahoo!ドームで合同説明会を行ったら大学3年生を中心にたくさんの就職活動中の学生が集まったらしいです。実際に参加した学生にも聞いてみましたが特に目的はなく、皆が参加しているから参加した、学生(就職)科から案内があったので必須かと思って参加したという意見がありました。



超売手市場と言われている現在でも、学生に集団心理を植えつければこのような形になります。
少なくとも、もう少しは目的意識を学生には持ってもらいたいと思いますし、企業もメディアを使って煽りすぎるのはどうかと感じています。

特にメディアリテラシーが低い学生の場合には、集団で行動させるのは難しくないと感じます。ただ、それをやりすぎることで、考える訓練をしていない学生が更に考えないようになっているような気がしています。

皆さんは、このような風潮をどのように感じますか?

★リクルートさんのリクナビCM(前半)


★リクルートさんのリクナビCM(後半)



今度、外国人に上のビデオを見せて感想を聞いてみたいと思います。


グローバル時代に経済の先行きの見えない日本で、今の若者を企業が囲い込み合戦しているということが、将来に何をもたらすのか?というイメージを私は学生に伝えたいと思っています。
どのような時代になっても自分で生き抜ける力を就職活動のときから養うという支援ができればと考えています。


★韓国の学生の就職率は66%(ビデオの前半です)



学生時代から自分の将来をきちんとイメージさせるためには国際的な雇用の現状も伝える必要があるのではないかと思っています。

経済的には活況と言われている中国でさえ、きちんと考えて結果を出す立場の大学卒業した人材の就職率は高くはありません。

韓国の状況は対岸の火事ではないのではないでしょうか。  

Posted by 森戸裕一 at 15:30Comments(1)人材採用