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2008年03月07日

だれもやらないことをやる

昨日は、日本CIO協会のさっぽろ部会にオブザーバとして参加させていただきました。



講演は、株式会社アイ・ティ・イノベーションの林社長の講演です。

非常に勉強になりました。
林社長、懇親会での話もさらに興味深かったです。
ありがとうございます。


林社長の企業コンサルティング経験に比べれば、私の経験などまだまだです。

当社が行っている企業コンサルティングや研修などの細かい話は守秘義務がありますので、このブログには書くことができませんが、地方都市の企業が存続するためには市場との共存ということも考えないといけないので、地域活性化と企業の組織変革は同時並行的にすすめていきたいと思っています。

ふくおか経革広場



『ふくおか経革広場のポータルサイトの運営などは大変でしょう?』とも言われますが、福岡県内で非常に先進的な動きをしているキーパーソンの方や成長企業の経営者などから直接話を聞けるというチャンスがあるということが楽しみでほとんど手弁当でお手伝いしています。

将来のビジョンを考える際に、市場の動きやそこで時代を動かす役割をする人たちの考え方、知識をいち早く収集することは重要なことになります。また、こちらのモチベーションも上がります。

これらのボランタリーに近い活動を、コストと考えるか、投資と考えるかは人によって違うと思いますが、インターネットが社会基盤になってきた今、ポータルサイトやそのサイト運営もPtoP(Person to Person)コミュニケーションのコネクトツール、知識フィルタリングツールと考えれば重要な投資になると私は考えます。

何かを行うことを即座に決断しないと未来は創れない

結果から考えても未来を創るということは決断から始まるということは明白です。

前職を7年前に辞めなかったら、私は書籍を出版などしていません。
米国シアトルでシニアネットの活動を知ることがなかったら、シニアネットを立ち上げる提案を行うということはやっていません。
北九州市立大学の須佐くんから電話があってインターンシップで受け入れるということを決断しなかったら九州学生ネットワークWANという団体はできていません。
福岡のアイランドシティの企業誘致パネルディスカッションにパネラーとして参加していなかったらサイバー大学の客員教授にはなっていません。
経革広場の福岡での立ち上げを行っていなかったら、鹿児島や佐賀、北海道の地域活性化プロジェクトに参画することもありません。

結果から考えると、すべてどこかで決断をしています。偶然は必然です。
変化をしないということは未来を創らないということを意味していると思っています。
そういう意味では、考えない、動かないということを非常に恐れています。

誰もやっていないこと、経験していないことをやるということは勇気もいりますし、一時的に厳しい状況、辛い状況にもなるリスクもあります。

ただ、それを選択する企業や人間が社会では必要とされていて、そのアントレプレナーシップを持っている人材をどれくらい社会に対して輩出できるかということが、当社や私に求められていることなのかもしれません。

当社の社員も、非常に社会性の高い仕事に誇りを持って取り組んでくれているアントレプレナーシップを持った人材です。少なくとも、わざわざ私がやらないくて、誰かがやってくれるのでは・・・というぶら下がりの意識はありません。

アントレプレナーシップというのは起業家精神と訳されることが多いのですが、私は未来を創る能力と言ったほうがいいのではないかと思っています。

未来を創るという能力は、独立起業する人だけが必要な能力ではなく、地域活性化に奔走している人や普通に企業で勤めている人でも必要な能力と思っています。アントレプレナーシップの考え方を持っている人たちをコネクトとして社会に気づきを与えるサイトも作りたいと思っています。

Q.社会で優位性を保つには?
A.だれもやっていないことをやる

Q.仕事の優先順位の考え方は?
A.できることからやるのではなく、今やらないといけないことを苦労してでもすぐにやる

これは、昨日の林社長の講演とその後の懇親会で教えてもらったシンプルな考え方です。  

Posted by 森戸裕一 at 08:43Comments(0)ビジネススキル