2010年01月23日
経営における思考の三原則
今月の日経トップリーダーの巻頭の特集は、ワタミの渡邉美樹会長の「経営思考の三原則」でした。
http://nvc.nikkeibp.co.jp/strong/yomidokoro/20100104_001777.html
渡邉会長の「決断力」のよりどころとして、安岡正篤先生の「思考の三原則」が紹介されています。
『安岡正篤 一日一言』(安岡正泰監修 致知出版社より抜粋)
私は物事を、特に難しい問題を考えるときには、
いつも三つの原則に依る様に努めている。
第一は、目先に捉われないで、
出来るだけ長い目で見ること、
第二は物事の一面に捉われないで、
出来るだけ多面的に、
出来れば全面的に見ること、
第三に何事によらず枝葉末節に捉われず、
根本的に考えるということである。
(参考:http://www.shiawasehp.net/diary/200806/03.html)
当社もビジネスを推進するときに競合をつくらないように、他社と同じようなことをしないということを徹底しています。
その結果、
何をやっている会社かわからない
と言われることもありますが、
孟子の言葉で、
天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず
というものがあります。
何か事業を成功せるときは、
【天の時=実行するタイミング】
【地の利=立ち位置、立地条件】
【人の和=関係者の団結】
この三つの条件が揃わなければならないという意味ですが、これにインターネットという道具が加わったときに、実行する最適のタイミングをはかることも可能になってきて、ビジネスを仕掛ける場合の会社の立地も必ずしも米国や日本で言えば東京などのように経済の中心地でなくてもよくなり、逆に生産地などに近い方に基盤を置き、より深いPtoP(Parson to Parson Place to Place)をCGM関連のコミュニティ、ネットワークツールなどで創ることも可能になっています。
そのような時代がくることを予見して、ナレッジネットワークという呼称の会社を8年前に設立しました。
人材育成支援の会社ですか?
人材採用支援の会社ですか?
ITによる情報化支援の会社ですか?
組織改善支援の会社ですか?
地方都市などの再生、まちづくりの会社ですか?
農業や伝統産業支援の会社ですか?
海外などの販路開拓をやっている会社ですか?
いろいろと聞かれます。
ただ、そのプロジェクトを興すタイミングをはかり、九州と東京に地盤を持っているという地の利、インターネットを中心にした人的ネットワークを持っているという強みなどを活かして事業をおこなっていると会社の保有する経営資源で事業を特定するというビジネスから、マーケットが欲している価値を提供するという視点で事業を展開するというビジネスへの変化を時代は求めているのではないかと思っています。
そのような時代であるからこそ、逆に安岡先生の「思考の三原則」
第一は、目先に捉われないで、
出来るだけ長い目で見ること、
第二は物事の一面に捉われないで、
出来るだけ多面的に、
出来れば全面的に見ること、
第三に何事によらず枝葉末節に捉われず、
根本的に考えるということである。
というものを自分の判断の軸に置き、スピード感を持ちつつも時代に振り回されないように10年、20年、50年先の社会がどのようにあるべきかということを考えながら経営をやっていきたいと考えています。
最終的には先を考えた経営を考えると、選択は人材育成になっていきます。
近視眼的に人材育成が儲かるなどの話ではなく、継続性を考えると人材育成をきちんとやらないと次世代はよくは成りません。
日本が荒廃してきた、会社を立て直す
などの時に最初に考えないといけないのは、対処療法的な施策と長期的な視野を持ち予防処置的な施策を同時並行的にやっていかいと今を乗り切ってもすぐに次の問題が発生してしまいます。
インターネットという経営基盤ができて温故知新的な発想も必要になっています。
http://nvc.nikkeibp.co.jp/strong/yomidokoro/20100104_001777.html
渡邉会長の「決断力」のよりどころとして、安岡正篤先生の「思考の三原則」が紹介されています。
『安岡正篤 一日一言』(安岡正泰監修 致知出版社より抜粋)
私は物事を、特に難しい問題を考えるときには、
いつも三つの原則に依る様に努めている。
第一は、目先に捉われないで、
出来るだけ長い目で見ること、
第二は物事の一面に捉われないで、
出来るだけ多面的に、
出来れば全面的に見ること、
第三に何事によらず枝葉末節に捉われず、
根本的に考えるということである。
(参考:http://www.shiawasehp.net/diary/200806/03.html)
当社もビジネスを推進するときに競合をつくらないように、他社と同じようなことをしないということを徹底しています。
その結果、
何をやっている会社かわからない
と言われることもありますが、
孟子の言葉で、
天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず
というものがあります。
何か事業を成功せるときは、
【天の時=実行するタイミング】
【地の利=立ち位置、立地条件】
【人の和=関係者の団結】
この三つの条件が揃わなければならないという意味ですが、これにインターネットという道具が加わったときに、実行する最適のタイミングをはかることも可能になってきて、ビジネスを仕掛ける場合の会社の立地も必ずしも米国や日本で言えば東京などのように経済の中心地でなくてもよくなり、逆に生産地などに近い方に基盤を置き、より深いPtoP(Parson to Parson Place to Place)をCGM関連のコミュニティ、ネットワークツールなどで創ることも可能になっています。
そのような時代がくることを予見して、ナレッジネットワークという呼称の会社を8年前に設立しました。
人材育成支援の会社ですか?
人材採用支援の会社ですか?
ITによる情報化支援の会社ですか?
組織改善支援の会社ですか?
地方都市などの再生、まちづくりの会社ですか?
農業や伝統産業支援の会社ですか?
海外などの販路開拓をやっている会社ですか?
いろいろと聞かれます。
ただ、そのプロジェクトを興すタイミングをはかり、九州と東京に地盤を持っているという地の利、インターネットを中心にした人的ネットワークを持っているという強みなどを活かして事業をおこなっていると会社の保有する経営資源で事業を特定するというビジネスから、マーケットが欲している価値を提供するという視点で事業を展開するというビジネスへの変化を時代は求めているのではないかと思っています。
そのような時代であるからこそ、逆に安岡先生の「思考の三原則」
第一は、目先に捉われないで、
出来るだけ長い目で見ること、
第二は物事の一面に捉われないで、
出来るだけ多面的に、
出来れば全面的に見ること、
第三に何事によらず枝葉末節に捉われず、
根本的に考えるということである。
というものを自分の判断の軸に置き、スピード感を持ちつつも時代に振り回されないように10年、20年、50年先の社会がどのようにあるべきかということを考えながら経営をやっていきたいと考えています。
最終的には先を考えた経営を考えると、選択は人材育成になっていきます。
近視眼的に人材育成が儲かるなどの話ではなく、継続性を考えると人材育成をきちんとやらないと次世代はよくは成りません。
日本が荒廃してきた、会社を立て直す
などの時に最初に考えないといけないのは、対処療法的な施策と長期的な視野を持ち予防処置的な施策を同時並行的にやっていかいと今を乗り切ってもすぐに次の問題が発生してしまいます。
インターネットという経営基盤ができて温故知新的な発想も必要になっています。