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2008年02月09日

経験職

今日は、広告業界の企業の営業管理職研修を行いました。

そもそも管理職は何を管理するのでしょう?

ヒト、モノ、カネの管理をするだけであったら知識が豊富な若いヒトを登用してもいいのでしょうが、情報化社会になって情報を知識⇒知恵に昇華させるために経験というものが必要になっています。

情報が氾濫して整理整頓する必要が出てきていますので、そこに人間の経験を入れる必要を感じています。

会社では40歳以上の業務経験が豊富な方、一般社会では現役をリタイアされた人生経験豊富なシニアの方々が情報化社会で経験知をいかしてどのように活躍してくれるのか、また活躍してもらうのかという部分が、これからの活性化した組織、豊かな社会を作るうえでは重要に感じます。

今日の研修では、自分の人生を否定しないように会社や仕事を好きになってください、自分の可能性を潰さないように肯定的に自分や仕事を捉えてくださいという話もしています。

理論や知識だけではヒトが中心の会社や社会では生きていけません。

経験がある人間と経験がない人間が協働できる仕組みを作る必要があります。

外部から講師を招いて研修を行う意味というのは、外部からの方が問題の本質が見えることがあるということからという意味もあると思っています。知識を持っているから外部講師を!と言われても社員の方が業務知識などはもっていますのでビジネススキルを教えるといってもちょっと怪しい部分があります。

同じように当社は福岡を本社にして全国の企業支援を行っていますが、東京に本格的に進出することはまだ考えていません。東京の中にいると東京(日本)の問題の本質が見えないようになるのではないかという懸念もあります。

また、私の性格上、地方に本社を持っているというくらいのハンディがないと頑張らないのではないかとも思っています。東京などで名刺などを交換した際に「九州なんですね~」と意味ありげなことを言われると、お仕事の質で認めてもらおうと燃えることもあります。

いずれにしても、会社勤めの人でも私のように経営者でも過去の自分の成果などにしがみつき、常に新しい価値を創造していく姿勢を無くしたときが引退の潮時ではないかと思っています。常に新しい自分の可能性発掘する好奇心があれば年齢に関係なく仕事はできると思います。  

Posted by 森戸裕一 at 17:19Comments(0)人材育成