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2008年02月26日

情報を発する勇気

昨日は鹿児島に出張しました。

九州新幹線は全線開通にはなっていませんが、昔に比べると福岡から鹿児島も行きやすくなりました。

現在、3月末までに鹿児島県の情報化支援のポータルサイトを立ち上げる支援を行っています。

あえて『情報化』支援と書くのは『IT化』支援と書くとテクノロジーの部分がクローズアップされすぎるからです。今回、鹿児島で力を入れているのは情報発信の部分で、地方都市再生という視点で考えると情報化時代に最初にやらないといけないのは情報発信力をつけるということです。

地元に住んでいると、当然、自分たちの存在というのは周囲からも認識してもらっているはずだ

と思いがちですが、情報過多の時代では認識してもらいたい人に向かって情報発信しないと相手はこちらを認識してくれません。

地方都市では、代議士先生などが地元にお手盛りで予算をつけてくれることで何とか景気の波というものを作っていたようですが、最近では財源もないのでこの方式も難しくなってきています。

では、誰が地方都市に経済的な波を引き寄せるか?

というと、これは住民が自分たちで立ち上がるしかないと思っています。

自分たちの町の特色を認識してもらって、自分たちの町を訪れてもらって、そして交流することで再度、訪れてもらう。

景気の浮揚策というものは一朝一夕では出てきません。

ただ、常に自分たちのことを忘れないで欲しいというメッセージをしつこく発信することは重要です。

私も、このようにブログで情報を発信して様々な人たちに自分のこと会社のことを知ってもらう、理解してもらうということを行っています。

ただ、情報を発信する中で、表現の曖昧さや不味さで誤解を招くこともあります。
相手が目の前にいる言葉でのコミュニケーションであれば相手の表情や相手から返ってきた言葉で相手がどのように感じたかということが理解できるのですが、このようなブログのようなツールを使ったコミュニケーションの場合には、それをつかむことができない場合もあります。

そういう意味ではブログなどを使って情報発信するのはリスクもあるのですが、情報発信を行うことでこちらのことを理解してもらえるメリットと誤解されるかもしれないデメリットを考えた場合には、自分でメリットを大きくする努力をすることでプラスに考えるしかありません。

情報発信というのは誰に対して行うのか、情報発信で何を感じてもらおうとしているのか、などをしっかりと吟味した上で行うのがベストですが、とりあえず情報発信をして批判なども受ける中で修正していくという考え方もあります。

いずれにしても、批判を恐れていては何も成し遂げることはできません。

動かないリスクと動く際に発生するリスク

情報化時代では、限られたところにしか情報を発信しないというリスクだけは避けたいと思っています。


今日の夜は、当社が主催しているビジネスプロフェッショナルスクールの参加者交流会です。  

Posted by 森戸裕一 at 09:31Comments(0)地域貢献