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2009年03月02日

面接のときに言っていたことは嘘?

人を採用するというのは本当に難しいものです。

新人研修をしている段階で、

なんでこんな協調性の無い社員を採用したんだろう?

と感じることもありますし、企業の組織改善などの支援を行っていても、

中途採用であればもう少し前向きな意識の人材は採用できなかったのか?
新卒であればもう少しきちんと育成はできなかったのか?

と感じることもあります。


私も経営者なので、自社でも採用活動をしていますので人材採用の難しさは実感しています。

面接のときは、

私は前職では〇〇万円の利益を会社にもたらしていました。
私の強みは〇〇で、絶対に御社の事業の発展に寄与します。

などのことを言っていた人が、会社に入ると

勉強をするために会社に入ったの?

という行動に急変することがあります。


そのようなことは経験したことがありません。
そこまではできません。
もう少し待って下さい。

面接のときの職務経歴書などを、もう一度、引っ張り出して確認したくなります。(笑)


就職活動している学生などがエントリーシートに無茶なことを書いている場合もあります。

安定した職を探している、自分がやりたいと思っている仕事に就けるように頑張っているというのは評価できますが、無茶なことを書いた、話した分、就職してから苦労するということは心してもらいたいと思います。





言われたことすらもできないというのでは困るのですが、作業をこなすだけでは雇用を継続し続けるのは難しく、売上を上げるために仕事を創るということをしないと人材に投資することは難しくなります。

中小企業で大企業出身者が活躍できない理由は様々だとは思いますが、大企業では仕事が標準化、ルーチン化しており、中小企業のように一人が多様な仕事をこなす、売上を確保するために朝令暮改のような指示が飛び交うという中での仕事は前職とは確実に異質なものに感じるのではないかとは思います。

間違った採用をしてしまった会社側の責任も大きいのですが、そのような人材は教育だけでは仕事に対しての考え方を改善できないので、非常に大きなコストとリスクを抱えることになります。

当社も人材育成支援の仕事も行っていますので、人材採用のミスが会社にどれくらい大きなインパクトを与えるのかということは各社員が意識して支援を行うように指導しています。  

Posted by 森戸裕一 at 06:05Comments(0)人材採用