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2009年03月04日

草食系学生の仕事選び

最近、メディアなどで「草食系男子」という言葉が目立ちはじめました。

草食系男子
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%89%E9%A3%9F%E7%B3%BB%E7%94%B7%E5%AD%90




草食系男子「お嬢マン」が日本を変える (講談社プラスアルファ新書)



テレビのドキュメンタリ番組などで特集を組まれている「Y染色体の消滅の危機」なのか、アルコールを消化するのに必要がアセトアルデヒド脱水素酵素の働きが弱い(日本人を含むモンゴロイドのほぼ半数はアセトアルデヒド脱水素酵素の働きが弱い「低活性型」か、全く働かない「失活型」である)日本人が多いというような突然変異的な遺伝なのか、お父さんの悪口ばかり言っている強いお母さんに育てられた環境のせい(?)なのでしょうか(笑)、たしかに、優しい、競争を好まない、無気力に見える男の子が増えています。

強い女性には好まれているのようですが、まあ、それもどうかなと感じてしまいます。強いお母さんに似た(?)女性が増えているということの裏返しかもしれません。(少なくとも 草食=優しい という構図ではないように感じます。自分で自由にできる?)

昔の家庭は家長であるおじいさん、お父さんが絶対的な権力を持って、世の中にはどうにもならないものもあるということを理解させる役割を果たしていたような気がします。

そのような大家族や父親の絶対君主的な家族支配も影をひそめて、友達みたいな家族関係が好まれているのは事実で、その影響かもしれませんが、社会人に対して友達のように接してくる大学生も増えてきているように感じます。


今年の就職市場は買い手市場になったと言われていますが、なんかちょっと草食系のにおいがします。

決断力が無い学生、自己主張できないモジモジしている学生
不景気なので強引な採用に踏み切れない煮え切らない企業の人事担当者

しかも、3年生の10月くらいから就職活動をしていますので、体力と継続力の無い草食系学生はすでに疲れています。


このような中、(新)就職協定について文部科学省が要請を出しています。

http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_09020605.cfm

協定に違反した企業は社名公表や罰則規定まで盛り込むような動きになっているようですので、ちょっと注目しています。


今の就職活動の現状が学業に悪影響を及ぼすということもそうですが、ゆとり世代と呼ばれたり、草食系と呼ばれている学生には長期間の就職活動自体に無理があるのではないかとは私も感じています。

ただ、そのような力が無いと仕事はできるようにはならないというのも事実なので、男性、女性にかかわらず、精神的にも肉体的にも強い人間をつくっていってもらいたいと切に望んています。

九州学生ネットワークWANでは、3年生の後半は社会人基礎力、就職活動に必要となる内容を盛り込んだスクール(CANPASS)を毎年行っています。

毎年、たくさんの学生が参加してくれているので、学生スタッフが中心になってイベントも開催しています。

http://www.kg-wan.net/BizPASS_seminar/challenge/notice.html




がんばれ草食系学生!

って言っても、がんばれないから草食系って呼ばれているんだよね・・・

でも、がんばれ。  

Posted by 森戸裕一 at 12:51Comments(1)人材育成