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2009年03月26日

自分が思っているより周囲の評価が低い

サラリーマンをやっていたときに、自分に対しての会社の評価に不満をもったことがあります。

自分では最高の成績を出しているのに、なんでこの評価なんだ・・・

という感覚です。

ただ、今、逆に評価しないといけない立場になると、評価されるためには〇〇くらいまでやってもらわないと困るという評価をしてしまうことがあります。

会社の中で、被評価者と評価者が存在するのはビジネスがもともとそのような関係性だからではないかと思います。

お客さまに対してどのような商品・サービスを提供するのか?

お客さまは大きな期待を持って、お金を払って商品やサービスを待っています。


その期待値と同等の商品やサービスを提供したら?

不満はいいませんが、満足まではしません。


その期待値よりも低い商品やサービスを提供したら?

クレームを言ってきます。


ほとんどのビジネスはここらへんでのやりとりになっているのではないかと思います。


その期待値よりも高い商品やサービスを提供できたら?

しかも、だんとつレベルの高いサービスだったら?

やはり、周囲にその話をします。


そのレベルまでのサービスをつくれなくて、そこそこのサービスでの競争が不況といわれる現状ではないかと最近感じています。

最高のサービスは不況知らずです。


今朝の会社の朝礼で「もうちょっとの差が天国と地獄になる」のような話をしました。

もうちょっとの頑張りができる社員と、まあこれくらいだろうということでそこそこの頑張りで止めてしまう社員との差が会社が提供するサービスの差になります。

個々のメンバーのプロ意識が高いのでリーダー(キャプテン)というのは必要じゃないのでは?

というのは、WBCに召集されたイチローの言葉でした。

誰かの責任転嫁の対象がリーダーということであれば個々のメンバーの意識が低い組織にはリーダーは必要かもしれません。

ただ、その意識が高ければリーダーと呼ばれる人は調整役で縁の下の力持ち的な仕事をやればよくなります。

自分なりには頑張ったというのが周囲から評価されていないと感じる人は、まだ周囲から驚かれるくらいの力は発揮されていないのでしょう。 まだまだ可能性を感じてもらっているのではないでしょうか。



  

Posted by 森戸裕一 at 14:55Comments(0)組織改善