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2010年09月23日

いつも同じ問題を起こしていませんか?

何度言っても、何度指導しても

いっこうにできるようにならない…

ばかりか、

何度も同じことを指摘され、

モチベーションまで下がってしまう。


最近、多くの職場のOJTの場面で聞く話です。

モチベーションが下がっているのが、指導する側なので更に困ってしまいます。


何度、同じことを指導してあげれば、この新人はできるようになるのか…

という自問の繰り返しで、自分の精神的なバランスまで崩してしまう人も多いようです。


いつも同じような状況で同じような問題を起こす

と思っていても、じっくりと状況分析をしてみると、

自分にとっては同じように見えても、新人にとっては違うように見えていたかもしれません。


同じような場所に立ち止まっているように見えても人間は何らかの成長はしています。
(少なくとも年齢は重ねています)


研修などを行っていても、最初から成長意欲が失われているような中堅社員を見かけることがあります。

入社当初からそのような状況ではなかったのでしょうが、職場がそのような社員をつくってしまったということだけは間違いないと思います。

いつも同じような問題を起こして、いつも同じような嫌味を周囲から言われて、そのうちにその言葉すら目に入らないように自己防衛をする術をおぼえて、成功もしないが失敗もしないような仕事の仕方をおぼえてしまったのかもしれません。

そう考えると、いつも同じ問題を発生させてしまうのはやはり人材育成上は大きな問題です。

いつも同じ問題を起こしてしまう人の思考特性

というものを理解して、時代は大きく変化しているということに気づいてもらい、一緒に変化を乗り越えるということを支援していかないといけないと今日は感じました。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:24Comments(0)人材育成