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2010年05月09日

ゴールの障害となっているものは何ですか?

ゴールの障害となっているものは何ですか?

という質問をされると、

自分の過去の経験が障害になっていることが多いと答えます。


社会も会社も人が集まって組織として構成されているのですが、それぞれの人の思惑の総和で組織の思惑というものが決まります。

その他人の思惑というものが目に入らなくなり、自分の思惑だけで前に前に進もうとしていると実際には前に進めないということが多いものです。

過去の経験というのもひとつの情報で、その情報とこれからどのように時代が変わるのかという自分以外の要素を加味した形で仮説を立ててモノゴトは判断しないと間違いがおきてしまいます。


今、日本は経済は成長していくものという前提でつくられた制度などで大きく混乱しています。

日本だけが保護的な経済構造で成長できる時代は終わり、日本が安い人件費という視点でパートナー関係を結んでいた新興国が台頭してきています。

その構造は非常に辛い構造で、今の所得も含めて生活水準を守るためには大きな構造変化をすすめないと高い人件費を払うということが障害になり日本経済は弱っていくことにもなります。

この豊かな国の経済状況は将来的にも継続されるはずと思っている人は少ないのですが、その経済破たんがおきてほしくないという気持ちが現実を直視することを避けさせています。

これが変化を妨げる大きな原因となり、ギリシャのように公務員の給与を引き下げるなどの処置が行われると日本国民はどのような反応をするのでしょうか?

デモから暴動

という形にはなりにくいでしょうが、国中に悲観論が広がり精神的にも病んでいくように感じます。

ゴールの障害

が精神的なものであれば、その障害を取り除くのは自分自身であり、一番やっかいな障害なのかもしれません。



  

Posted by 森戸裕一 at 21:29Comments(0)雑感