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2010年05月10日

それに対してどういう戦略がありますか?

大きな会社だったらできること

小さな会社だからできること


情報・知識化時代というのは従来の情報を得るのが難しかった、相当のコストがかかった時代と比較して小さな会社でも大きな成果が出せる可能性がある時代と考えています。


大きな会社がまとまりにくく、小さな会社がまとまりやすい

というのは間違っていて、大きな会社でも小さな会社でも社員個々が組織として勝負しているという気持ちをきちんと持てていれば組織の人数総和よりも大きな力が発揮できます。


今日、サッカーのW杯の日本代表が発表されましたが、今回はチームとしての力が最大化できる人材を選抜したようです。

岡田監督の、

「サッカーがうまい人間から23人選ぶのであれば簡単だ」

という言葉がそれを物語っていて、控え選手は控え選手なりにチームを盛り上げるということができる人材を選んだと言っています。


企業が人を採用するときにも、知識面で優秀な人間だけを選んでいる訳でなく、それぞれが担う役割というものを考えて採用をしています。

若手社員のときには、控え選手のようなものなので組織を盛り上げる仕事というのを自ら担わないと組織の期待にそっているとは言えません。

それを学生に理解してもらうのに時間がかかります。


若い社員は、経験知が乏しいので仕事で成果を出すのに時間がかかります。

じっくりと育てて経験知を蓄積することで3年くらいたつとやっと戦力になってきます。


人材の育成戦略なども長期スパンで考えてじっくりと考えていく必要があります。



当社の戦略というのは、複雑系の社会の中で複雑に絡み合ったクライアントの価値観というものを視点を変えることで紐解き、その価値創造のプロセスをシンプル化するということを目指しています。

複雑な社会の価値観と複雑なプロセス

ということになると混乱してしまいますので、複雑な社会に提供する価値観を新たに創造して、その創造するプロセスはシンプル化するというのが戦略(戦をシンプル化する)になります。

新たな価値を生み出すプロセスを、0から1を生み出すのではなく、既存の価値をつなげることで創るというのを徹底することでスピードアップと価値の最大化を図ることができます。

それが情報・知識化時代の価値創造のプロセスの主流であり、それは小さな会社でも可能な再生のプロセスでもあるように感じます。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:58Comments(0)地域貢献