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2008年07月11日

商人の街 福岡

昨日、士業の方が会社を訪問されました。

大手企業に勤められた後に独立された方なので、視野が広いというイメージを持ちました。

その話の中で、

福岡という街は高いポテンシャルを持っていながら、商人ビジネスの領域を脱しきれない非常にもったいない地区ですね

という話がありましたが、私も同感です。

ビジネスと商売の間には大きな隔たりがあり、ビジネス思考で世界経済は動いていて、そのルールをしらなくて商売の現場で儲け方を覚えればいいというのではグローバル化されたビジネスの世界ではやはり通用しません。

当社が主催しているビジネススクールも2時間でビジネスに最低限必要な考え方を学んでもらうというコンセプトで実施しています。考え方という部分をリセットしてあげれば、学習の場は仕事の現場になりますし、足りないスキルはインターネットや書籍などで補完することができます。

学生団体の活動や学生自体も福岡は非常に小粒で、自分たちの主義主張が先にきてなかなか他の価値観をもった団体や個人とは交わろうとはしません。福岡の大人の思考を忠実に引き継いでいます。(笑)

一歩踏み出す勇気を持つというのは多様化された時代を生き残るためには必要なことで、

自分は不器用なんです

ということを口に出すことで、努力を回避することなどを繰り返していると、本当の不器用な人間になってしまいます。

学生にも、

難しいですね
自分としては・・・
やれればいいと思います

などの自分の思考を停止するような言葉を出すなと指導しています。

いよいよ、来週は博多山笠の追い山です。

博多商人の祭りですが、この祭りを将来的にも残すためには、ビジネスの世界では福岡は商人気質を抜け出す必要があると感じます。  


Posted by 森戸裕一 at 08:24Comments(0)地域貢献