2008年07月12日
ベンチャー支援ネットワーク
昨日は九州大学の「ベンチャー支援ネットワーク特別セミナー」に参加してきました。
ゲストスピーカーは、サンフランシスコ在住の起業家、外村仁氏(First Compass Group の General Partner)でした。
【ゲストスピーカー外村仁氏略歴】
http://www.englishvitamin.com/podcast/text/05/0422.html
1991年4月:Bain and Companyにて経営コンサルタントとして、外資系および日系企業の多様な業種のコンサルティングに従事。その後、アップルコンピューター・ジャパンに転じて、ビジネスデベロップメント及びマーケティングの職を歴任し退職後、スイス国際経営大学院(IMD)にてMBAを取得。2000年4月:アメリカ人と香港人のエンジニアとともにシリコンバレーでGeneric Mediaを創業した。現在は、First Compass Group General Partnerとして活動中
SFから成田に到着して、iPhoneの発売イベントに東京で参加してから、ほとんど寝ずに福岡に入られたようでした。
iPhone を発表するスティーブ・ジョブス(日本語字幕)
iPhoneのイベントについては、元マイクロソフト日本法人社長の古川さんのブログの写真に外村さんの顔も写っています。
http://furukawablog.spaces.live.com/blog/cns!156823E649BD3714!9935.entry
古川さんと外村さんは、IPAの海外視察の際にご一緒されているようですね。
http://ascii.jp/elem/000/000/116/116097/
http://furukawablog.spaces.live.com/blog/cns!156823E649BD3714!9428.entry?_c=BlogPart
さて、昨日の講演では、
スイスでMBAを習得してからシリコンバレーに移り住み、VCから14億円出資してもらってストリーミングの会社を作ったことや、実際にそのビジネス立ち上げを通じて得たもの、失ったものとして、
・ネットワーク
・尊厳と自信
・さらなるやる気
などについて話をしていただきました。
これから時代に必要となる人材については、
・判で押したような人材はいらない
・総合職よりも専門職(腕に覚えのある人)
・人のまねができない得意分野がある人
・変化につよい、土壇場に強い人
・全く異なる視点から発想できる人
という話や、次世代の企業が求める人材として、会社2.0(第二世代)という言い回しで、
従来型の会社(会社1.0) ⇒ これからの会社(会社2.0)
人は会社を必要としている ⇒ 会社が人を必要としている
機械設備、資本、土地が競争力の源 ⇒ 知識や想像力が競争力の源
職務の数は限られている ⇒ 職務の数は無限大に広がる
社員は忠誠心が高い、転職しない ⇒ 社員は仕事について、自然に流動する
社員は一律のパッケージを受け入れる ⇒ 社員は多様性に集まる
人事部が人の管理に責任を持つ ⇒ 現場のマネージャーが人の管理に責任を持つ
採用業務は購買業務に似ている ⇒ 採用業務はマーケティングに似ている
などの話もしてもらいました。
これは人材採用や育成の支援を行っている私も参考になりました。
【参考】
社員2.0 ⇒ http://blogs.sun.com/shingoy/resource/Shain_20.jpg
その他にも、
〇のぼせもんのススメ
・夢中になれることで、感性を研ぎ澄ます、能力も全開
・完成と判断力を養うためには、よい素材に多く触れる
・自分の感性に基づいた自分の直感や判断力を信じ、そして行動する
・信念に基づいた行動には、自然に人が集まってくる
〇事前予測はできない
・直感/勘は非常に重要
・知識・データ・経験に基づいたものが勘
などの話もいただきました。
また、シリコンバレーに在住の外村さんの日本人の友人からのビデオメッセージなども準備していただいていました。
日本にいたころと変わったこととして、その方々が言った言葉を抜粋すると、
⇒これだからできない思考からこれだからできる思考に変化。
⇒反対意見を言われてもオープンマインドで気持ちよく聞くことができた。
(日本にいるとなぜかムカムカした)
⇒健康になった
⇒友人・知人と意見交換、討議する頻度が増えた。
なども興味深かったです。
九州は日本でも西に位置づけられていますので、東京などの東日本と比較して、
ポジティブ思考
オープンマインド
食で健康
フリーディスカッション
などができる地域になると、日本でもベンチャースピリットが高い地区になれるのではないかと私も思います。
ゲストスピーカーは、サンフランシスコ在住の起業家、外村仁氏(First Compass Group の General Partner)でした。
【ゲストスピーカー外村仁氏略歴】
http://www.englishvitamin.com/podcast/text/05/0422.html
1991年4月:Bain and Companyにて経営コンサルタントとして、外資系および日系企業の多様な業種のコンサルティングに従事。その後、アップルコンピューター・ジャパンに転じて、ビジネスデベロップメント及びマーケティングの職を歴任し退職後、スイス国際経営大学院(IMD)にてMBAを取得。2000年4月:アメリカ人と香港人のエンジニアとともにシリコンバレーでGeneric Mediaを創業した。現在は、First Compass Group General Partnerとして活動中
SFから成田に到着して、iPhoneの発売イベントに東京で参加してから、ほとんど寝ずに福岡に入られたようでした。
iPhone を発表するスティーブ・ジョブス(日本語字幕)
iPhoneのイベントについては、元マイクロソフト日本法人社長の古川さんのブログの写真に外村さんの顔も写っています。
http://furukawablog.spaces.live.com/blog/cns!156823E649BD3714!9935.entry
古川さんと外村さんは、IPAの海外視察の際にご一緒されているようですね。
http://ascii.jp/elem/000/000/116/116097/
http://furukawablog.spaces.live.com/blog/cns!156823E649BD3714!9428.entry?_c=BlogPart
さて、昨日の講演では、
スイスでMBAを習得してからシリコンバレーに移り住み、VCから14億円出資してもらってストリーミングの会社を作ったことや、実際にそのビジネス立ち上げを通じて得たもの、失ったものとして、
・ネットワーク
・尊厳と自信
・さらなるやる気
などについて話をしていただきました。
これから時代に必要となる人材については、
・判で押したような人材はいらない
・総合職よりも専門職(腕に覚えのある人)
・人のまねができない得意分野がある人
・変化につよい、土壇場に強い人
・全く異なる視点から発想できる人
という話や、次世代の企業が求める人材として、会社2.0(第二世代)という言い回しで、
従来型の会社(会社1.0) ⇒ これからの会社(会社2.0)
人は会社を必要としている ⇒ 会社が人を必要としている
機械設備、資本、土地が競争力の源 ⇒ 知識や想像力が競争力の源
職務の数は限られている ⇒ 職務の数は無限大に広がる
社員は忠誠心が高い、転職しない ⇒ 社員は仕事について、自然に流動する
社員は一律のパッケージを受け入れる ⇒ 社員は多様性に集まる
人事部が人の管理に責任を持つ ⇒ 現場のマネージャーが人の管理に責任を持つ
採用業務は購買業務に似ている ⇒ 採用業務はマーケティングに似ている
などの話もしてもらいました。
これは人材採用や育成の支援を行っている私も参考になりました。
【参考】
社員2.0 ⇒ http://blogs.sun.com/shingoy/resource/Shain_20.jpg
その他にも、
〇のぼせもんのススメ
・夢中になれることで、感性を研ぎ澄ます、能力も全開
・完成と判断力を養うためには、よい素材に多く触れる
・自分の感性に基づいた自分の直感や判断力を信じ、そして行動する
・信念に基づいた行動には、自然に人が集まってくる
〇事前予測はできない
・直感/勘は非常に重要
・知識・データ・経験に基づいたものが勘
などの話もいただきました。
また、シリコンバレーに在住の外村さんの日本人の友人からのビデオメッセージなども準備していただいていました。
日本にいたころと変わったこととして、その方々が言った言葉を抜粋すると、
⇒これだからできない思考からこれだからできる思考に変化。
⇒反対意見を言われてもオープンマインドで気持ちよく聞くことができた。
(日本にいるとなぜかムカムカした)
⇒健康になった
⇒友人・知人と意見交換、討議する頻度が増えた。
なども興味深かったです。
九州は日本でも西に位置づけられていますので、東京などの東日本と比較して、
ポジティブ思考
オープンマインド
食で健康
フリーディスカッション
などができる地域になると、日本でもベンチャースピリットが高い地区になれるのではないかと私も思います。