スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2008年07月20日

リーダーとなる人の考え方

以前の投稿でも書きましたが、京セラの稲盛和夫会長の以下の言葉は非常に共感が持てます。


人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

この公式は、平均的な能力しか持たない人間が偉大なことをなしうる方法はないだろうかという問いに、私が自らの体験を通じて答えたものです。

能力とは、頭脳のみならず健康や運動神経も含みますが、多分に先天的なものです。しかし、熱意は、自分の意志で決められます。この能力と熱意はそれぞれ0点から100点まであり、それが積でかかると考えると、自分の能力を鼻にかけ、努力を怠った人よりも、自分には頭抜けた能力がないと思って誰よりも情熱を燃やして努力した人の方が、はるかに素晴らしい結果を残すことができるのです。

そして、これに考え方が加わります。考え方とは、人間としての生きる姿勢であり、マイナス100点からプラス100点まであります。つまり、世をすね、世を恨み、まともな生き様を否定するような生き方をすれば、マイナスがかかり、人生や仕事の結果は、能力があればあるだけ、熱意が強ければ強いだけ、大きなマイナスとなります。

素晴らしい考え方、つまり人生哲学を持つか持たないかで、人生は大きく変わってくるのです。

(京セラ:『心を高める、経営を伸ばす』より)



企業の人材育成を考えた場合にも、昨日の研修のように能力を伸ばす研修ではなく、リーダーとしての考え方を考察する研修が必要になっているのではないかと思います。  


Posted by 森戸裕一 at 22:23Comments(0)ビジネススキル