スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2008年07月22日

しょうがなくない

昨日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」は『世界を救う社会起業家たち!』でした。

ソーリャルアントレプレナーと呼ばれる彼らの仕事については、社会的意義が高いものですが、その志を事業にして継続するのは並大抵の努力では難しいと思います。

継続できるかは、社会や他の協力者たちの心を揺さぶることができるかどうかだと思います。

社会起業家に限らず、一般ビジネスでの起業家であっても、事業を起こして社会に価値を提供することに対しての気持ちの強さで勝負しないと、ちょっとお金を稼ぎたいという中途半端な気持ちだけであれば、すぐにその気持ちはお客さまや市場に知られてしまうので賛同は得れません。

私は?というと、次世代を創れる人材育成を通じて社会に価値を提供しようと本気で考えています。

次世代を創る ということテーマで考えると、ビジネススクール的なスキルの体系化も必要ですし、スキルだけでなく社会に対しての接し方や自分のあり方などの働く意味についても教えないといけないですし、情報・知識化時代に対応した情報活用人材育成についても考えないといけません。

テクニック的なものではなく、本質的なものを次世代リーダー候補の若者に教えていくということに人生をかけてもよいのではないかと思っています。そのための手段が会社経営であり、大学での教育であり、就職支援の場での教育、NPOの運営であります。

昨日のカンブリア宮殿に出演していたサフィア・ミニー氏(フェアトレードカンパニー社長)は、日本に来たときに一番嫌いになった日本語は「しょうがない」ということでした。



フェアトレード&エコロジーショップ


たしかに、「めんどくさい」や「しょうがない」という言葉を使ってしまうと新しい価値を創り出す仕事はできません。

何ともならないと誰しも思うことを、何とかするのが我々の仕事である

といつも社員には言っています。

九州には次世代を担う、創る人材がいない

という九州のコミュニティでよく聞く「しょうがない」言葉を、「どうにかする」という行動に変えるのが当社です。

九州に学生文化を根付かせる
九州の企業から「しょうがない」という言葉を排斥させる

今年は大きな勝負になるかもしれません。

まずは、当社や当社が支援する団体・企業からは、ネガティブワードを徹底的に排斥したいと思っています。  


Posted by 森戸裕一 at 07:36Comments(2)人材育成