2010年11月17日
その目標の根底にある、自分のニーズは何ですか?
昨日は、学生NPOの講座(CANPASSスクール)に東京から講師をお招きました。
http://blogs.itmedia.co.jp/tooki/2010/11/post-99c5.html
CANPASSスクールというのは、学生の就職活動のテクニック的な支援ではなく、次世代を担う人材を育成することを目的にしています。
学生をきちんと就職させる
ことで役割が終わるというのは就職率を気にする人たちの仕事であって、就職した後から社会人人生が始まる訳でその社会人人生で生き抜く力を彼らに身につけさせるというのが学生NPO(学生ネットワークWAN:http://www.kg-wan.net)の目標になります。
そのために、BizPASSというイベントも12月に開催します。
http://www.kg-wan.net/bizpass
http://bizpass.yoka-yoka.jp/
BizPASSというのは、参加していただく企業にとっては人材採用の場になります。
しかし、参加する学生や企画・運営する学生スタッフにとっては、自分たちの手で自分たちの人生を切り拓くための場になります。
人生を切り拓く
というのは、他人の手でどうこうできるものではありません。
今回のBizPASSというイベントも彼らの力で成功させないと意味がありません。
どうも、最近は大人があれこれと手を入れすぎて彼らが本来持っている潜在的な能力を引き出す場面を演出することができていないような気がしています。
叱られて
褒められて
社会人としての力を身につけていくのではないかと思います。
このような場が少なくなってきたことが、彼ら次世代を担う人材が抱える大きな課題のようにも感じます。
大木さん
東京からわざわざ来福していただき、ありがとうございました。
さて、この本『日本を出よ』の中でユニクロの創業者である柳井さんと、大前研一さんが『誰が日本をダメにしたのか?』という対話をされています。
単なる犯人さがしではなく、私たちの心の中に潜む思考習慣を中心に話をされています。
グローバルな視点で考えると絶望的な状況ともいえる日本の現在のビジネス環境の中で、それでも日本人は能天気でいられる。
だから、もう日本は捨てて海外に出よ!という風にも見えるタイトルですが、本を読むと日本の潜在的なポテンシャルを信じ、外から見た日本の価値というものをしっかりと感じ取って行動するようにと言われているような本です。
グローバルな世界で考えるとビジネス環境の変化のスピードは人間が追いつくことができないくらいのスピードになってきました。しかし、我が国はそのスピードとは逆行して自分の殻に引き籠ってしまっているように感じます。
自信の無さからそのような状況になっているのかと言えばそうでもなく、過去の成功体験にしがみついているだけという見方もできるようです。
プレジデント誌の書評でも、
ただ沈没を待つだけの難破船
自分の殻に閉じこもり変化する環境への対応を放棄してしまった
自分に不都合な情報には耳をふさぎ戦後日本が世界に躍り出て急成長した過去の栄光を飽きることなくリプレイして自己満足し、それがこれからも続いていくと勝手に思い込んでいる滑稽な国民
驚くほど能天気
このような話を柳井さんはされていますが、その言葉に日本という国を愛するがゆえに危機感や焦りからの言葉ではという書き方をされています。
大前さんは、そのような柳井さんの話に、
口を開けて餌を待っている池の鯉
と日本人はいつか神風が吹くと信じているのでは?と思っているのではという風に切り返されています。
もう黙ってはいられないという感じです。
景気はいつ戻る?
という言葉をさかんに発する経営者もいます。
この言葉も???な言葉だと思います。
私も企業再生の仕事をしていますので、そのような話をきくとがっかりします。
このような本を読んだり、いろいろな人たちの話を聞いていると本当にこの国は大丈夫か?と嘆いてしまいそうにもなりますが、嘆いているだけでは何もはじまらないので、今すぐにできることは次の世代を育成することになります。
自分が生きている間に、その仕事の成果が見える訳ではないかもしれません。
しかし、その仕事は誰かがやらないといけない仕事になります。
http://blogs.itmedia.co.jp/tooki/2010/11/post-99c5.html
CANPASSスクールというのは、学生の就職活動のテクニック的な支援ではなく、次世代を担う人材を育成することを目的にしています。
学生をきちんと就職させる
ことで役割が終わるというのは就職率を気にする人たちの仕事であって、就職した後から社会人人生が始まる訳でその社会人人生で生き抜く力を彼らに身につけさせるというのが学生NPO(学生ネットワークWAN:http://www.kg-wan.net)の目標になります。
そのために、BizPASSというイベントも12月に開催します。
http://www.kg-wan.net/bizpass
http://bizpass.yoka-yoka.jp/
BizPASSというのは、参加していただく企業にとっては人材採用の場になります。
しかし、参加する学生や企画・運営する学生スタッフにとっては、自分たちの手で自分たちの人生を切り拓くための場になります。
人生を切り拓く
というのは、他人の手でどうこうできるものではありません。
今回のBizPASSというイベントも彼らの力で成功させないと意味がありません。
どうも、最近は大人があれこれと手を入れすぎて彼らが本来持っている潜在的な能力を引き出す場面を演出することができていないような気がしています。
叱られて
褒められて
社会人としての力を身につけていくのではないかと思います。
このような場が少なくなってきたことが、彼ら次世代を担う人材が抱える大きな課題のようにも感じます。
大木さん
東京からわざわざ来福していただき、ありがとうございました。
さて、この本『日本を出よ』の中でユニクロの創業者である柳井さんと、大前研一さんが『誰が日本をダメにしたのか?』という対話をされています。
単なる犯人さがしではなく、私たちの心の中に潜む思考習慣を中心に話をされています。
グローバルな視点で考えると絶望的な状況ともいえる日本の現在のビジネス環境の中で、それでも日本人は能天気でいられる。
だから、もう日本は捨てて海外に出よ!という風にも見えるタイトルですが、本を読むと日本の潜在的なポテンシャルを信じ、外から見た日本の価値というものをしっかりと感じ取って行動するようにと言われているような本です。
グローバルな世界で考えるとビジネス環境の変化のスピードは人間が追いつくことができないくらいのスピードになってきました。しかし、我が国はそのスピードとは逆行して自分の殻に引き籠ってしまっているように感じます。
自信の無さからそのような状況になっているのかと言えばそうでもなく、過去の成功体験にしがみついているだけという見方もできるようです。
プレジデント誌の書評でも、
ただ沈没を待つだけの難破船
自分の殻に閉じこもり変化する環境への対応を放棄してしまった
自分に不都合な情報には耳をふさぎ戦後日本が世界に躍り出て急成長した過去の栄光を飽きることなくリプレイして自己満足し、それがこれからも続いていくと勝手に思い込んでいる滑稽な国民
驚くほど能天気
このような話を柳井さんはされていますが、その言葉に日本という国を愛するがゆえに危機感や焦りからの言葉ではという書き方をされています。
大前さんは、そのような柳井さんの話に、
口を開けて餌を待っている池の鯉
と日本人はいつか神風が吹くと信じているのでは?と思っているのではという風に切り返されています。
もう黙ってはいられないという感じです。
景気はいつ戻る?
という言葉をさかんに発する経営者もいます。
この言葉も???な言葉だと思います。
私も企業再生の仕事をしていますので、そのような話をきくとがっかりします。
このような本を読んだり、いろいろな人たちの話を聞いていると本当にこの国は大丈夫か?と嘆いてしまいそうにもなりますが、嘆いているだけでは何もはじまらないので、今すぐにできることは次の世代を育成することになります。
自分が生きている間に、その仕事の成果が見える訳ではないかもしれません。
しかし、その仕事は誰かがやらないといけない仕事になります。
君たち(学生)でも出来ると信じてあげる
目標を達成するためにどれくらいの行動量が必要となるのか
将来を悲観するのではなく現状を悲観して改善していこう
日本経済の今後を考える
事前にやることをどのようにイメージしていますか?
この状況で足りないものは何ですか?
目標を達成するためにどれくらいの行動量が必要となるのか
将来を悲観するのではなく現状を悲観して改善していこう
日本経済の今後を考える
事前にやることをどのようにイメージしていますか?
この状況で足りないものは何ですか?
Posted by 森戸裕一 at 08:50│Comments(0)
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