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2010年10月08日

リーダーとしてどんなことを伝えたいですか?

『現実を直視する』

というのは重要で、不都合な現実から目を背けるということをやっているだけでは本当に幸せにはなれないということは今の日本に言えることではないかと感じています。

経済的に減退期を迎えた国がどのような課題を抱えるのかということは過去の歴史から見てもわかりますし、その課題をどのようにして克服してきたかということも情報としては入手、分析することができます。


先ほど、TwitterでRTしましたが、

RT @m_goda 大卒就職率20%、役員以外の社員の定年は事実上38歳だって。 RT @hiroaki_eino: 韓国企業は絶好調ですが、韓国国民は幸せなのでしょうか? http://bit.ly/2Nmm5e

経済基盤は違えど、隣国の韓国の状況を理解して次はどうなるか?ということをイメージすることは重要と考えています。


情報から予測しないといけないのは、


国債(国の借金)の発行額が国民の総貯蓄を上回るようになる日本は?

年金だけでなく医療制度自体も崩壊してしまう中で超高齢化社会を迎える日本は?

国防という面でも米国に頼り切りの日本は?

中国のGDPが日本の2倍になったら?

雇用を守るために就労ビザを発行を制限していても雇用条件の良い日本へのアジアからの労働者が流入してくる中で日本は?

グローバル人材育成が遅れている日本は?

円高が一転して急速な円安になったら資源の無い日本は?


いろいろとシミュレーションしておかないといけないことがあります。


リーダーは悲観論だけを言うということは避けないといけないですが、最悪のことも考えながらそれが現実になったときの対策を考えておくということはやっておかないといけないと思っています。

何もおこらなければそれはそれでOKで、もしおこったらその対策を実行して組織を生き残らせることが使命になります。


東京への一極集中が加速化して地方都市が過疎化して財源に苦しむ

ということが日本の常識になり、地方都市は活性化に苦労としていますが、

多くの利益を出している企業や高い個人所得を得ている人たちの海外流出が顕著になってきた中、貴重な財源が確保できなくなる日本という国の未来と、地方都市から優秀なベンチャー企業や優秀な人材が東京という地域に流出していった過去のイメージが重なります。


次世代を創る

ということを使命としてビジネスを創造するというのは難しいことですが、できないことではないです。


NPO、一般社団法人などの特性を理解して、企業として次世代に提供できる価値を最大限にするという仕事をおこなうということが当社の使命だと考えています。

志をともにできる企業、NPO、個人などをネットワークしていくことで、個人ではできないと判断してしまうような困難なことを成し遂げるという仕事をやっていきます。

地方都市(エリア)
中小企業(規模)
学生(次世代)
シニア(経験)
農商工(業種)
海外市場(マーケティング)
情報化(ツール)

創業からそろそろ9年になります。
連携による次世代を創造するために必要となるための資源はそろってきています。

社会に存在するナレッジ(資源)をネットワーク(連携)するという当社の存在意義というのが問われる時代になってきました。

最後まで『ブレない』、『あきらめない』というのがリーダーとしての覚悟になります。





  

Posted by 森戸裕一 at 02:12Comments(0)リーダー像