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2009年11月23日

靄がかかった上海の街

今日の上海は朝から靄がかかっています。

浦東新区の東方明珠電視塔や上海環球金融中心などのビルも朝食をとっているホテルのレストランから見ると、うっすらと見えるような状況です。



今日は上海は平日なのでビジネス関連の話で走り回ります。


インターネットがビジネスインフラになりボーダレスな社会になり、次世代を担う人材にはグローバルスタンダードの考え方と時代を生き抜く強さを持ってもらいたいと思い、人材育成や情報化支援の事業を行っています。

生き抜く

という感覚には、勝ち抜くという感覚もあり、共生という感覚もあります。

勝ち抜くという感覚からすると、中国の祝日の少なさと日本の祝日の多さの違いに感じるものもあります。欧米化という流れの中でワークライフバランスなどを考えるということも先進国日本では重要なことですが、小学生のころから週休2日が当たり前になった今の新入社員世代に休日返上で働くということをどのように説明すると納得してくれるのかなども考えてしまいます。

共生という感覚からすると、人を蹴落として、ライバル会社を出し抜いて自分たちが優位に立つという競争から共に勝ち抜くという考え方では生き抜けないのかなども考えてしまいます。


最終的に何を成し遂げるために事業を行っているのか?ということを一昨日に社内でディスカッションしましたが、その時代時代で必要となる人間の資質というものを気付いてもらう、その気付きから変化してもらい更に次世代を創るということを当社に関わる方々と一緒に考えていきたいと思っています。

繋ぐことで創る

というのがナレッジネットワークという当社の目指すところです。


繋ぐ対象は、商品やサービスであり、人であり、会社であり、地域であり、国になります。

その対象が持っている価値を繋ぐことで、価値が増大するのであれば当社はそれを繋ぎにかかります。


今日は、福岡県の上海事務所などを訪問して中国進出を目指す企業が抱える問題点や業種などの傾向と実際に当社が考える海外進出のあり方などの意見交換をしてきました。



http://www.joho-fukuoka.or.jp/new/center/kokusai/zimusyo.html

所長の鹿毛さんとはランチもご一緒させていただいた後に、事務所でお話をさせていただきました。



鹿毛さんは数年前は台湾にも常駐されていたアジア通です。

このような公的団体の支援をきちんと受けながら、インターネットでの販路を開拓するということを地場企業の皆さんには話していこうと思っています。

福岡県の上海事務所での情報交換が終わって、タクシーに乗って30分、今度はEC総研(http://www.ecsoken.com)の新サービスを出すための打ち合わせに別の企業を訪問しました。

今日の夜は関係者が集まって会食になります。



  

Posted by 森戸裕一 at 18:00Comments(1)出張